NHK「今日の料理」→「富田勲」→「新日本紀行」→「青い地球は誰のもの」→「勝海舟」→「どろろ」→「ジャングル大帝」→「リボンの騎士」→「戦えオスパー」→
電車は川崎を出ました。
前回、お話しをいたしました「戦えオスパー」ですが、映像をご覧になられてもお分かりいただけると思いますが、白黒映像です。
この番組が放映されていた時代、カラーテレビは発売されていて、カラー番組もありました。
当時の新聞欄には「カ」と小さく書いてあって、その番組がカラー放送と解るようになっておりました。
「何だや、あそこの家もカラーテレビ買ったのかや」
と直ぐに分かります。
アンテナに色が塗られておりました。
酔漢の家にカラーテレビが届きましたのが、小学校1年生の時。
ですから、それまでの特撮は白黒で見ておりました。
「ウルトラマンのスペシウム光線が青だった!」
この衝撃は忘れませんし、大相撲のまわしが、色とりどりだったことも驚きでした。
さて、頭の中で「富田勲」を巡らしておりまして・・・・。
「特撮もあったっちゃ!」と思い出しました。
最初に買ったレコードは、覚えている方が多いかと思いますが、酔漢にすれば、冒頭の写真。
「キャプテンウルトラ」なのです。
「ウルトラマン」の次の「ウルトラシリーズ」。
「ウルトラマンはなんじょしたんだべ」とは思いましたが、案外好きになりまして。
敵の宇宙人「バンデル星人」の真似をよくしておりました。
幼稚園の帽子がベレー。
これをさかさまにしまして、平らにするわけです。「バンデル星人風」が出来ます。
レコードは最初の頃のものでした。
オープンングテーマがA面。B面が「ハックとジョー」というもの。
この歌ですが、「ばくさん」(熊倉一雄)が吹き込んでおりました。
TBS 、初の特撮と聞いたのは後々の事で、かなり力が入っていたのかな。と推察する次第。
オープニングの最初の音で、いきなり驚かせる富田勲。
この最初の音から主題歌が始まります。
ここのご紹介いたしましたのが、最初の1クールまでのもの。これはこれで、好きなのですが。その後の主題歌がこちらになります。
こちらの「宇宙マーチ」なのですが、詩もすばらしいものがあると思います。
作詞者は「長田紀生」。脚本も書いておりました。
キャプテン役、「中田博久」さんは、悪役?が有名だった役者です。
この人が水戸黄門や大岡越前に出てまいりますと、「いいよなぁ」となります。
あの目がですね、やはり「悪役」にはぴったりでして・・。
NHK「今日の料理」→「富田勲」→「新日本紀行」→「青い地球は誰のもの」→「勝海舟」→「どろろ」→「ジャングル大帝」→「リボンの騎士」→「戦えオスパー」→「キャプテンウルトラ」→「宇宙マーチ」→
川崎から品川まで約7分。この7分間で、なんとか、「キャプテンウルトラ」までたどり着きまして。
最後に思い出しましたのが。これです。
この映像、13話のオープニングを全て集めたもの。よく残っていたものです。
オープニングが一話一話違っているのでした。
トランペットのファンファーレから始まり、バイオリンを使いながら、転調させ、曲がスローテンポになった瞬間、ギターのメロディに変わる。
富田音楽の真骨頂ではないか。そう思えて来ます。
土曜午後8時。「全員集合」は翌年の放映。
前番組が、「コント55号世界をぶっとばせ」(だったと思います記憶違いであればご容赦下さい。以前トム様からご指摘をいただきました→末にリンク先として記載致しました)。
酔漢小学1年生。就寝時間が八時でした。
ですが、この土曜日だけは、どうしてもマイティジャックが見たくて、起きております。
ナイター開始となり、巨人ファンの親父殿は譲るわけにはいかなかったようです。
「MJみてぇぇぇ」(MJ=マイティジャック)と、駄駄を捏ねた酔漢に、「んで、MJのおもちゃ買ってやっから」となりました。
そりゃもう、「エキゾスカート」とか「ムササビートル」とか買ってもらって、遊んでおりました。
肝心のマイティジャックは、プラモデルを買ってもらって、親父に作ってもらいました。
オープニングの映像では最終回の場面が使われております。
これは見せてもらいました。
「Q」との最後の戦い。
隊員達が血だらけでMJ号の中に戻って来ます。
「すげぇぇなや」と息を呑んで見守っておりました。
「第一話」では、「パリに消えた男」の題ですが、二谷さんがパリで拉致されるというもの。
そのときの場面が印象に残っており、スパイ物を見ているような感覚になりました。
怪獣が出て来るわけでもないのですが、夢中になって見ておりました。
マイティジャック発進のシーンは「宇宙戦艦ヤマト」発進シーン(映画作品二作目)と同じ。
それにしても、巨艦を空に浮かべるSFは日本人だよな。と別な視点もございます。
「海底軍艦 轟天号」は円谷特撮映画にもなりましたが、その原作の元は、明治33年の「海島冒険奇譚 海底軍艦」まで遡ります。
まだ「戦艦三笠」の時代。すでに空を飛び、海に潜る戦艦はあったのでした。(原作者は「押川春浪」日本SF作家の先駆けと言われます)
その明治から昭和になり、轟天号からマイティジャックとなり宇宙戦艦となって行きます。
これはやはり系譜ではなかろうか・・・などと再び妄想。
案外フルコーラスをお聞きになられた方が少ないのでは。
ここに別な映像をご紹介いたします。
ここで思い出しました事一つ。
「マイティジャックのプラモデル」の箱絵は「小松崎茂」さんでした。
先にかたりました「海底軍艦 轟天号」(円谷映画のもの)のデザインも小松崎さん。
そうこう思い出しておりますうちに、電車は東京駅に到着です。
そこから乗り換えて大塚へと向かいます。
「システム変更の説明会」
ふと、現実に戻りまして、頭を抱えた酔漢でした。
降りる準備をして、電車のドアが開きます。
「発進!」
と、心の中で叫んで!おりました。
「今日の料理」→「富田勲」→「新日本紀行」→「青い地球は誰のもの」→「勝海舟」→「どろろ」→「ジャングル大帝」→「リボンの騎士」→「戦えオスパー」→「キャプテンウルトラ」→「宇宙マーチ」→「マイティジャック」
58分間の妄想でした。
追記
くだまきからもリンク先をご紹介しております「アッと!乱だム」。トム様のフログです。
ここに「キャプテンウルトラ」「マイティジャック」の曲の詳細が掲載されております。
ご紹介いたします。
「キャプテンウルトラ(3)」
「マイティジャック」
合わせてご覧くださいませ。
電車は川崎を出ました。
前回、お話しをいたしました「戦えオスパー」ですが、映像をご覧になられてもお分かりいただけると思いますが、白黒映像です。
この番組が放映されていた時代、カラーテレビは発売されていて、カラー番組もありました。
当時の新聞欄には「カ」と小さく書いてあって、その番組がカラー放送と解るようになっておりました。
「何だや、あそこの家もカラーテレビ買ったのかや」
と直ぐに分かります。
アンテナに色が塗られておりました。
酔漢の家にカラーテレビが届きましたのが、小学校1年生の時。
ですから、それまでの特撮は白黒で見ておりました。
「ウルトラマンのスペシウム光線が青だった!」
この衝撃は忘れませんし、大相撲のまわしが、色とりどりだったことも驚きでした。
さて、頭の中で「富田勲」を巡らしておりまして・・・・。
「特撮もあったっちゃ!」と思い出しました。
最初に買ったレコードは、覚えている方が多いかと思いますが、酔漢にすれば、冒頭の写真。
「キャプテンウルトラ」なのです。
「ウルトラマン」の次の「ウルトラシリーズ」。
「ウルトラマンはなんじょしたんだべ」とは思いましたが、案外好きになりまして。
敵の宇宙人「バンデル星人」の真似をよくしておりました。
幼稚園の帽子がベレー。
これをさかさまにしまして、平らにするわけです。「バンデル星人風」が出来ます。
レコードは最初の頃のものでした。
オープンングテーマがA面。B面が「ハックとジョー」というもの。
この歌ですが、「ばくさん」(熊倉一雄)が吹き込んでおりました。
TBS 、初の特撮と聞いたのは後々の事で、かなり力が入っていたのかな。と推察する次第。
オープニングの最初の音で、いきなり驚かせる富田勲。
この最初の音から主題歌が始まります。
ここのご紹介いたしましたのが、最初の1クールまでのもの。これはこれで、好きなのですが。その後の主題歌がこちらになります。
こちらの「宇宙マーチ」なのですが、詩もすばらしいものがあると思います。
作詞者は「長田紀生」。脚本も書いておりました。
キャプテン役、「中田博久」さんは、悪役?が有名だった役者です。
この人が水戸黄門や大岡越前に出てまいりますと、「いいよなぁ」となります。
あの目がですね、やはり「悪役」にはぴったりでして・・。
NHK「今日の料理」→「富田勲」→「新日本紀行」→「青い地球は誰のもの」→「勝海舟」→「どろろ」→「ジャングル大帝」→「リボンの騎士」→「戦えオスパー」→「キャプテンウルトラ」→「宇宙マーチ」→
川崎から品川まで約7分。この7分間で、なんとか、「キャプテンウルトラ」までたどり着きまして。
最後に思い出しましたのが。これです。
この映像、13話のオープニングを全て集めたもの。よく残っていたものです。
オープニングが一話一話違っているのでした。
トランペットのファンファーレから始まり、バイオリンを使いながら、転調させ、曲がスローテンポになった瞬間、ギターのメロディに変わる。
富田音楽の真骨頂ではないか。そう思えて来ます。
土曜午後8時。「全員集合」は翌年の放映。
前番組が、「コント55号世界をぶっとばせ」(だったと思います記憶違いであればご容赦下さい。以前トム様からご指摘をいただきました→末にリンク先として記載致しました)。
酔漢小学1年生。就寝時間が八時でした。
ですが、この土曜日だけは、どうしてもマイティジャックが見たくて、起きております。
ナイター開始となり、巨人ファンの親父殿は譲るわけにはいかなかったようです。
「MJみてぇぇぇ」(MJ=マイティジャック)と、駄駄を捏ねた酔漢に、「んで、MJのおもちゃ買ってやっから」となりました。
そりゃもう、「エキゾスカート」とか「ムササビートル」とか買ってもらって、遊んでおりました。
肝心のマイティジャックは、プラモデルを買ってもらって、親父に作ってもらいました。
オープニングの映像では最終回の場面が使われております。
これは見せてもらいました。
「Q」との最後の戦い。
隊員達が血だらけでMJ号の中に戻って来ます。
「すげぇぇなや」と息を呑んで見守っておりました。
「第一話」では、「パリに消えた男」の題ですが、二谷さんがパリで拉致されるというもの。
そのときの場面が印象に残っており、スパイ物を見ているような感覚になりました。
怪獣が出て来るわけでもないのですが、夢中になって見ておりました。
マイティジャック発進のシーンは「宇宙戦艦ヤマト」発進シーン(映画作品二作目)と同じ。
それにしても、巨艦を空に浮かべるSFは日本人だよな。と別な視点もございます。
「海底軍艦 轟天号」は円谷特撮映画にもなりましたが、その原作の元は、明治33年の「海島冒険奇譚 海底軍艦」まで遡ります。
まだ「戦艦三笠」の時代。すでに空を飛び、海に潜る戦艦はあったのでした。(原作者は「押川春浪」日本SF作家の先駆けと言われます)
その明治から昭和になり、轟天号からマイティジャックとなり宇宙戦艦となって行きます。
これはやはり系譜ではなかろうか・・・などと再び妄想。
案外フルコーラスをお聞きになられた方が少ないのでは。
ここに別な映像をご紹介いたします。
ここで思い出しました事一つ。
「マイティジャックのプラモデル」の箱絵は「小松崎茂」さんでした。
先にかたりました「海底軍艦 轟天号」(円谷映画のもの)のデザインも小松崎さん。
そうこう思い出しておりますうちに、電車は東京駅に到着です。
そこから乗り換えて大塚へと向かいます。
「システム変更の説明会」
ふと、現実に戻りまして、頭を抱えた酔漢でした。
降りる準備をして、電車のドアが開きます。
「発進!」
と、心の中で叫んで!おりました。
「今日の料理」→「富田勲」→「新日本紀行」→「青い地球は誰のもの」→「勝海舟」→「どろろ」→「ジャングル大帝」→「リボンの騎士」→「戦えオスパー」→「キャプテンウルトラ」→「宇宙マーチ」→「マイティジャック」
58分間の妄想でした。
追記
くだまきからもリンク先をご紹介しております「アッと!乱だム」。トム様のフログです。
ここに「キャプテンウルトラ」「マイティジャック」の曲の詳細が掲載されております。
ご紹介いたします。
「キャプテンウルトラ(3)」
「マイティジャック」
合わせてご覧くださいませ。
東海道線、車窓から外の景色を眺めながらの
58分間の夢想。
「マイティジャック」の後は・・・。
→「クレオパトラの涙」
映画『クレオパトラ』の主題歌。手塚治虫。
塩釜ではお金持ちじゃないですか(
笑)。うちは私が小学5年生の時。酔漢さんはもう中学生ですよ(泣)。なので仮面ライダーのマフラーが赤だと知ったのは、スナック菓子のカードです。
カラーテレビで初めて見たのが「新八犬伝」でした。辻村ジュサブローの人形、特に玉梓の迫力に驚かされたのを今でも鮮明に覚えています。
「キャプテンウルトラ」は酔って主題歌を口ずさんでいると嫁が「何それ?」と笑います。後になって小林稔侍が出ていたのを知った時は笑いました。
「マイティジャック」も見ていましたね。プラモの箱絵が小松崎茂さんですか!すると・・タミヤ製ですかね?あ、メカデザインもやっているなら、そうとは限らないか。
いずれにせよ、懐かしい話です。
シーザーの描き方が面白かった印象がありますが、詳細は覚えておりません。
手塚治と富田勲のコラボだったのですね。
もっとしっかり見ておけばよかったです。
凄いです。
因みに私は「宇宙エース」と「ソラン」になったりします(笑)
千葉松戸市に「小松崎記念館」があります。
涙が出そうな位、原画は素晴らしいです。
サンダーバードシリーズなんて、絵もデカいから、迫力が凄い。ジェットモグラが最高でした。
(話変わってすまん)