酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

仙台二高、定期戦優勝おめでとうございます

2009-05-11 11:50:45 | 定期戦な話
試合の結果は丹治さんからお知らせいただきました。
仙台二高連覇ですね。おめでとうございます。
仙台一高は男子校最後の定期戦。それを考えますと、勝たせてやりたかったというのが本音でした。(二高生現役生諸君ならびにOB諸氏。ご容赦下さい)
さて、両校の試合は、PCで見ました。
レベルの高さに関心致しました。二高は特に、昨年夏の大会の勢いをしっかり受け継いでいたようにも思えます。この二高をライバルとし、切磋琢磨をしておるわけですから、一高野球部の諸君も相当力を着けているようです。
いよいよ夏の大会が楽しみになりました。もちろん打倒利府、東北、育英であってもらいたいものです。
さて、応援団の諸君。ご苦労様でした。特に、一高は終止声を出し切り、いたるところその「らしさ」を見せつけているように感じました。
アピール行進、PR行進から始まる真の姿に戻ったわけです。この行事が仙台の初夏を飾るに相応しいものに両校の諸君、是非磨き上げていただきたいものです。
ですが、ここで苦言を申し上げたいと思います。
もっとオリジナル溢れる応援を工夫して下さい。
確かに、既存のブラスバンドマーチであれば盛り上がるとは思うのです。楽天のチャンステーマ(僕らの世代どうしても「ベニーランド」が頭から離れられません)
これはダメとは言いませんが、是非、二高だけ一高だけの曲を作っていただきたいのです。両校にはすばらしい応援歌他多数ございます。いずれも名曲です。
酔漢自身、それだけで充分ではないかと考えてしまうのですが、ブラスバンドが必要であれば、是非、両校で作られたオリジナルの曲を演奏していただきたいのです。音楽好きな学生は必ずおりますし、優秀な両校生ですから、曲を作るのに堪能な学生諸君は必ずいるものと存じます。是非。
一高発、二高発、のマーチまたはチャンステーマが全国の高校からパクラレル名誉を。「何んだや、おらほのマネでねぇかや」これはいいのです。
母校の話を少し、開校したての仙台向山高校です。当然応援歌がありません。
高校総体が近づいてまいりました。応援団は何を歌ったかと申しますと。当時のTVCMでした。
 山並み遠く 
 水清く 
 命を燃やす学びやに 
 我ら若人
 意気高く
 おおマック おおマック ナショナルマック
このマックの部分を向陵に変えて開会式に臨んだのでした。
「何とか自前で」苦肉の策とも言えなくも無いですが、自身で歴史を作ろうとしている気概は凄いと思いました。(手前味噌ですみません)

来年は両校共学となっての開催。一高入学を希望する女子生徒諸君には、この定期戦を楽しむべく心の用意をしていただきたいと思います。
昨年、松本深志高校応援団長は初の女子。きりっとした目と凛とした態度。大きな声。しかも校内一二を争う秀才。並み居る男子を見事に統率しておりました。もちろん、男子と一緒の制服。相変らずのバンカラです。
「星移り 人変わるとも」しかし、その歴史の重み変わらず。
そして、来年も一高生諸君
「みよ!男性の意気高く」と誰がなんと言おうと堂々と歌いましょう。
二高生諸君、二高らしい新しい応援団を作る。その歴史を負う気概を。是非

相変らずの野次馬です。勝手放題申し上げましたことお許し下さい。

コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« テロと名人とリボンの騎士と... | トップ | テロと名人とリボンの騎士と... »
最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
丹治さん お元気ですか~ (クロンシュタット)
2009-05-11 12:53:47
内野スタンドに設置された応援団スペース。
まさに大阪城の真田丸ではないですか!

以前、鬼太鼓座の代表を同級生が勤めていました。
仙台ホテルの同窓会(私は出席しませんでしたが)で、演奏しております。
ここらでぜひ、御出陣を!
対する一高は文太兄ィが先陣を切って・・・
んんん、いいぞォ!
返信する
勝てる試合だった (丹治)
2009-05-12 15:18:54
九回表、四対三で一死。
走者二塁三塁で、押せ押せムード。
一打逆転の好機。
それなのに監督の指示は「スクイズ」だったのです。

バッターも「え?こんな時にスクイズかよ???」って思ったんでしょうね。
平凡なピッチャーフライで、ダブルプレー。
チャン、チャン。

未だに負けた気がしません。
二高側も「ありゃりゃ、勝っちゃったよ」というのが正直な所だったんじゃないでしょうか。
「ワーッ」と歓声が上るまで、一呼吸ありましたからね。

確かに高校野球の定石から行けば、
あそこで「まずは手堅く一点」でしょう。
でもあれは「定期戦」なのです。

定石とは墨守するものではありません。
野球教の教祖様が残した御言葉集ではないのです。
従わなかったからといって、監督が死刑になったりはしません。
臨機応変は必要なことです。

未だに釈然としません。
学生に当り散らしたりはしないかと、昨日はヒヤヒヤものでした。
返信する
勝てる試合だった (丹治)
2009-05-12 15:28:31
四対三の九回表。
一死、走者二塁三塁。
一打逆転のチャンスで押せ押せムード。

それなにに監督の指示は
「スクイズ」だったのです!!!

打者も、思ったでしょうね。
「え?こんな時にスクイズかよ???」って。
平凡なピッチャーフライに討取られてダブルプレー。
チャン、チャン。

「ありゃりゃ、勝っちゃったよ・・・」
二高側も、ここら辺が正直な所だったのではないでしょうか。
だって「ワーッ」と歓声が上る前に、
確かに一呼吸ありましたから。

「高校野球」の「定石」からいけば、
確かにここは手堅く「まず一点」でしょう。
しかしあの試合は「定期戦」なのです。

しかも定石とは、
野球教の教祖様の御言葉集ではありません。
守らなかったからといって、
監督が処刑されるのこなどあり得ないのです。
教条主義も大概にしましょう。
臨機応変こそ肝腎です。

未だに釈然としません。
昨日の講義は
学生に当り散らさぬようにするのが精一杯でした。

返信する
丹治様へ (酔漢です)
2009-05-13 11:08:46
これはくやしいですね。二高を追い詰めたんですね。外野の盛り上がりが目に浮かぶようです。一昔前ならガチンコの勝負でした。決して小細工など無用な大会でした。そしてそこがまた、夏の大会とは違った味となっておりました。もしかしたら、一高の監督を擁護するわけではないのですが、夏を見越しての戦法ではなかったのではないのでしょうか。細かい野球は夏には必要です。まして、利府、東北、育英は強力打線ながら、かなり細かい野球をしてまいります。一高が全国レベルで戦うには必要な技術ではなかったかと・・・。
でもやはり定期戦です。ガンガン行ってもらいたかったデスネ!
僕が監督であったら、(バント嫌いで選手から言われました)イケイケです。ビッグイニングを作りに行きます。
最後の同点のランナーが間一髪本塁憤死!
でも、この熱いプレーを期待しているのです。
丹治さんも同じ思いだったのではないですか?
返信する
丹治様へ (二高OB(52歳))
2009-05-13 12:24:41
中盤でダブルスチール本塁憤死がありましたが,あの場面でも5番になぜ撃たせなかったのか。面白い作戦であったとは思いますが,5番はあの日当たっていましたので残念でした。酔漢さんが言われるように,応援しながら「これは定期戦なんだぞ!」と思っていました。そして,最終回三塁ランナーがホーム直前で膝をついて頭を垂れる光景をみて,私も「これで終わりなのか」と肩を落としてしまいました。
両高応援に熱が入ってよい定期戦であったことは間違いありませんでした。
返信する
定期戦のわきを… (六花)
2009-05-14 00:51:06
お久にオジャマします~利府高からWBC優勝、そして楽天の快進撃と、東北も野球で盛り上がってますね!
ところで先週末偶然Kスタ横を歩いていた時、入場券500円で人がどんどん入っていくんで、楽天戦ないのに観光客?中の応援ものすごいなぁとボーっと思って通り過ぎてました。あれが有名な一高二高定期戦だったとは!伝統があるのは知ってましたが、新聞に載らなかったんで気づきませんでした~バンカラ応援団練り歩く姿見てみたかったぁ。今ほとんど見かけないですもんね。私が中学の時、応援団の先輩がかっこよくてひそかに憧れでした…(^_^;)酔漢さんも応援団キマッテタでしょうね!
返信する
二高OB様へ (酔漢です )
2009-05-15 04:28:26
ダブルスチールのシーンは知りませんでした。
それはそれで、大変大胆な作戦です。このような大胆不敵な作戦を実行しているのに、何故土壇場スクイズか、野球の流れを少し読み違えているように感じます。(サインだったらの話ですが)利府高野球部小原君は高校時同級生。
彼はどちらかというと石橋を叩く的な作戦を立てます。ですが自身はバント嫌い。
この試合はどうする。という事は一貫して選手に伝えております。(強行か手堅く行くか)
どんなロケーションでもその姿勢は崩さずやってます。さて、一高OB。現宮城高野連副会長(酔漢、小原君共通の恩師)さんは、(彼の事です。スタンドで観戦していたと思うのです)
どの様に感じましたでしょうか。
機会があれば聞いて見たいと思います。
返信する
六花様へ (酔漢です )
2009-05-15 04:33:53
「杜の都の早慶戦」とは言われますが、本家早慶戦よりいささか古い定期戦です。
やはり仙台の名物行事だと思うのです。
楽天の快進撃もさることながら、利府高の甲子園での活躍。仙台の野球はここに無いほど賑わっております。
この勢いで夏の全国制覇。やはり悲願です。
仙台最後のバンカラはやはり「丹治氏」だったのだと思うのです。酔漢は・・・声だけ、でかかったのでした。
返信する
応援が面白くないのは・・・ (丹治)
2009-05-18 16:43:00
テレビなどで高校野球の中継を見ていると気づくのですが、
どこの学校も選ぶ所がないということに尽きると思います。

たとえば宮城県でも、古川高校のエールはテンポが遅いかわり揃うと物凄くかっこよかったものです。
総体の開会式というと、仙台高校は応援席に立てるような大団旗をこれまた太く長い竿につけて、数人がかりで支えながら入場行進をしたものでした。
最近、当局の「指導」によって各高校ごとの特徴ある応援が廃れてしまう傾向にあるようで極めて残念です。
昭和五十年に盛岡一高が甲子園に行った時、和太鼓の持込を禁止されました(どうしてブラバンがよくて和太鼓が駄目なのか、未だに納得がいきません)。
水産高校が大漁旗を使用して応援するのを禁止して、後から慌てて「応援が華美になるのを防ぐためで、特定の業種を差別した訳ではない」などと言い訳した県がありました。

さて、我が定期戦の応援が変ったのは慢性的な幹部不足によるものです。
小生も最近の定期戦の応援を見て「コンバットマーチを多用しすぎ」「団長が騒ぎすぎ」と思ったことがありました。
確かにコンバットマーチを使うと、攻撃の会の応援で幹部は余り動かずにすみます。
また天から槍が降ってきても、団長には眉毛一つ動かさず泰然としていて欲しいというのが本音です。

しかしあれもこれも少ない幹部で応援を盛り上げるための努力だった・・・それに気づいた時に、現役に文句を言う気持ちは失せました。

我が校の応援団は、小生の当時は「三・三・七拍子」はやりませんでした。
何年か前からやるようになりましたが、副団長の演舞に合せて両脇の二名が闘魂旗を振ります。
或る時期まではリーダー台の両脇に立てておいた旗ですが、これが結構さまになるのです。

チャンスマーチですが、我が校のアレはオリジナルです。最後の所がタカ○マ書店のCMソングの酷似してますが、今はもう時効でしょう。
二高の「ヨイショ、ヨイショ」ノBGMもオリジナルだったと思います。試合開始前、球場の外でのセレモニーも、一回だけになった試合を何とかして盛り上げようという、後輩諸君の試みかと思います。

酔漢さん両校の若い者たち、そこそこ工夫しているみたいですよ。

二高OBさん、お年から察しますに二十七回生でしょうか。
もしかしたら、当日に球場でそれとは知らずにお見かけしてたかもしれませんね。
今後とも宜しくお願いします。







返信する
アピール行進 (丹治)
2009-05-18 16:48:34
はるえさんへ

両校の応援団の姿を御覧になりたいとのこと、あの学校の元応援団幹部としてこれほど嬉しいことはありません。

定期戦前にアピール行進というのがあります。
試合の二日前ですから、五月の第二木曜日です。
午後二時に片平丁の東北大北門前を出発して定禅寺通T字路を左折して西公園へ。
西公園でエール交換。

試合においでになれないのでしたら、アピール行進を御覧下さい。
宜しくお願いします。
返信する

コメントを投稿

定期戦な話」カテゴリの最新記事