「バームロール」とか「レーズンサンド」とか「ホワイトロリータ」etc・・
これら、お菓子を作っている会社の名前はなんでしょう?
そうです「ブルボン」です。(その昔は『北日本食品』と言っておりましたが)
「ブルボン」と発音しますと「バルボン」→「バーボン」?
そうなんですよ。「バーボン」はフランンス語の「ブルボン」と同じなんです。
「アメリカの酒に、なしてフランスなのっしゃ?」とのご質問が聞こえてまいりますが、その訳をお話いたしましょう。
「ブルボン」と言いますと「ブルボン王朝」の事です。
皆さんご存知のように、アメリカ独立戦争時、フランスは、アメリカを全面的に支援いたしました。そのお礼と功績を讃えたアメリカ政府は、ケンタッキー州に「ブルボン」を英語読みいたしました「バーボン郡」を作ったのです。
その地で、ウィスキー作りが盛んだったことからその地域のウィスキーを「バーボン」と呼ぶようになったのでした。
前回から、お話は少し続いております。今回も、「ワイルドターキー」のお話でございます。
意外かもしれませんが、(さんざん樽のお話は、スコッチ編で語りましたが)バーボンの原料となるとうもろこしを大量に発酵させるために、最近では「フテンレス樽」を用いる場合が多いのです(熟成には、焦がし樽を使います)が、「ワイルドターキー」は、杉樽を使って、発酵させております。ここも「ターキー」のこだわりなのですが、前回お話しました(しんぺい君のお得意)「ワイルドターキー8年」は、50.5度へなるように、慎重に加水されます。実は、この50.5度が「ターキー」の特徴でもあります。「こだわりだっちゃ」。この小数点に、命掛けているようなバーボンなんです。よく、スーパーでも扱っております「ワイルドターキー・スタンダード(40度)」ですが、香りは「ターキー」してますが、「ブラントン」のところでも、お話しましたが「日本向け」しているわけです。
ですが、本来の味は「ワイルドターキー8年(50.5度)」だと思います。
風味がまったく違ってきます。「キングオブバーボン」たる味です。
最高級ランクに「ワイルドターキーレアブリード(約54.5度)」がありますが、約と付いておりますのは、熟成ピークの樽から出しているために、度数を調節していないのです。極少量しか出されていません。
これも、まだノートにはチェックが入っておりません。
「12年(50.5度)」は、コクはあるのですが、この価格なら「8年(50.5度)」でもいいのかなぁ。と思います。
アメリカロサンゼルス。ニューヨークから悪友(現地で知り合った)とロスへ移動しました。ロサンゼルスのホテルは、何故か海にはやたら近い「ラマダインハリウッド」でした。
「ロスだろう。あんまし夜歩きたくないよな」
「じゃぁ、今日は、誰かの部屋で一杯やるようだね」
ここまでは良かったのです。
実際、食事の後。恒例の飲み会が催されました。
「あれ?お酒ないよ」
「誰か買ってきて」
「おい何時だと思ってるんだ。もう10時だぜ」
「『じゃんけん』どう?」
この時点で、「やばい!」と直感した酔漢でして・・
「じゃぁ酔漢。ヨロシク」と、相成りました。
ホテル正面の通り(名前は覚えてませんが、ゆるい坂を下るように、進みますと、ロスの吉野家がありまして、その交差点を右へ行くと、メルローズ通りに出くわします)を、坂を登るようにに進みますと、スーパーがあったのは知ってました。
ですが、時間が時間ですので、かなり緊張して向いました。
そのスーパーで、「ワイルドターキー8年」を一本買い込むと、ホテルへ急ぎました。ところが、酔漢の後をつけるように男が二人近づいて来ました。
酔漢も、早足にしましたが、その男達は、ほぼ小走りに近づいてきました。
「な・な・なんだぁー」と思った瞬間。
一人の男が酔漢の前に立ちはだかりました。
「これは、本当に強盗だったら・・ピストルとか持ってたらなんじょすっぺ!」
前にいた男が早口で、しかも満面の笑みを浮かべながら、しゃべっています。
笑顔の様子から強盗ではなさそうですが・・英語は本当に汚くて、わかりません。
なんか、話そうかと思ったとき、後ろにいた大柄な男が、酔漢のお尻をなでたのです。そしたら前にいた男は、僕に抱きつこうとしました。
「男におそわれるぅぅぅぅぅ」こんな趣味は全くない!
何故か、とっさに空手の組手の格好をして、「エイッ!ヤッ!」としたところ
「OH、KARATE MAN」と、拍手。(ここだけ英語がわかった)
後ろにいた奴がまた、お尻をなでてきました。「うるせぇー」と一括。
無事、開放されました。
ホテル到着。
「酔漢、遅かったぞ。何かあったのか」
「あったもなにも、 カレコレ シカジカ ウンヌン ってわけ」
部屋中大爆笑。
「やっぱりな。メルローズ辺りは、ホモ多いからな」
「冗談じゃない。はやく教えてくれれば・・」
「まぁ無事だったわけだし。で酒は?」
「俺より酒の心配してんのか!この通り『ワイルドターキー8年』だ」
「バーボンか。アメリカ気分だね」
何事もなかったように、飲み会が始まりました。
ですが、「ホモ?」くらいで良かったですよね。本当にピストル強盗とかだったら洒落になりませんもんね!
暗い夜道と一人歩きは・・特にワイルドターキーを買った際にはご注意?
これら、お菓子を作っている会社の名前はなんでしょう?
そうです「ブルボン」です。(その昔は『北日本食品』と言っておりましたが)
「ブルボン」と発音しますと「バルボン」→「バーボン」?
そうなんですよ。「バーボン」はフランンス語の「ブルボン」と同じなんです。
「アメリカの酒に、なしてフランスなのっしゃ?」とのご質問が聞こえてまいりますが、その訳をお話いたしましょう。
「ブルボン」と言いますと「ブルボン王朝」の事です。
皆さんご存知のように、アメリカ独立戦争時、フランスは、アメリカを全面的に支援いたしました。そのお礼と功績を讃えたアメリカ政府は、ケンタッキー州に「ブルボン」を英語読みいたしました「バーボン郡」を作ったのです。
その地で、ウィスキー作りが盛んだったことからその地域のウィスキーを「バーボン」と呼ぶようになったのでした。
前回から、お話は少し続いております。今回も、「ワイルドターキー」のお話でございます。
意外かもしれませんが、(さんざん樽のお話は、スコッチ編で語りましたが)バーボンの原料となるとうもろこしを大量に発酵させるために、最近では「フテンレス樽」を用いる場合が多いのです(熟成には、焦がし樽を使います)が、「ワイルドターキー」は、杉樽を使って、発酵させております。ここも「ターキー」のこだわりなのですが、前回お話しました(しんぺい君のお得意)「ワイルドターキー8年」は、50.5度へなるように、慎重に加水されます。実は、この50.5度が「ターキー」の特徴でもあります。「こだわりだっちゃ」。この小数点に、命掛けているようなバーボンなんです。よく、スーパーでも扱っております「ワイルドターキー・スタンダード(40度)」ですが、香りは「ターキー」してますが、「ブラントン」のところでも、お話しましたが「日本向け」しているわけです。
ですが、本来の味は「ワイルドターキー8年(50.5度)」だと思います。
風味がまったく違ってきます。「キングオブバーボン」たる味です。
最高級ランクに「ワイルドターキーレアブリード(約54.5度)」がありますが、約と付いておりますのは、熟成ピークの樽から出しているために、度数を調節していないのです。極少量しか出されていません。
これも、まだノートにはチェックが入っておりません。
「12年(50.5度)」は、コクはあるのですが、この価格なら「8年(50.5度)」でもいいのかなぁ。と思います。
アメリカロサンゼルス。ニューヨークから悪友(現地で知り合った)とロスへ移動しました。ロサンゼルスのホテルは、何故か海にはやたら近い「ラマダインハリウッド」でした。
「ロスだろう。あんまし夜歩きたくないよな」
「じゃぁ、今日は、誰かの部屋で一杯やるようだね」
ここまでは良かったのです。
実際、食事の後。恒例の飲み会が催されました。
「あれ?お酒ないよ」
「誰か買ってきて」
「おい何時だと思ってるんだ。もう10時だぜ」
「『じゃんけん』どう?」
この時点で、「やばい!」と直感した酔漢でして・・
「じゃぁ酔漢。ヨロシク」と、相成りました。
ホテル正面の通り(名前は覚えてませんが、ゆるい坂を下るように、進みますと、ロスの吉野家がありまして、その交差点を右へ行くと、メルローズ通りに出くわします)を、坂を登るようにに進みますと、スーパーがあったのは知ってました。
ですが、時間が時間ですので、かなり緊張して向いました。
そのスーパーで、「ワイルドターキー8年」を一本買い込むと、ホテルへ急ぎました。ところが、酔漢の後をつけるように男が二人近づいて来ました。
酔漢も、早足にしましたが、その男達は、ほぼ小走りに近づいてきました。
「な・な・なんだぁー」と思った瞬間。
一人の男が酔漢の前に立ちはだかりました。
「これは、本当に強盗だったら・・ピストルとか持ってたらなんじょすっぺ!」
前にいた男が早口で、しかも満面の笑みを浮かべながら、しゃべっています。
笑顔の様子から強盗ではなさそうですが・・英語は本当に汚くて、わかりません。
なんか、話そうかと思ったとき、後ろにいた大柄な男が、酔漢のお尻をなでたのです。そしたら前にいた男は、僕に抱きつこうとしました。
「男におそわれるぅぅぅぅぅ」こんな趣味は全くない!
何故か、とっさに空手の組手の格好をして、「エイッ!ヤッ!」としたところ
「OH、KARATE MAN」と、拍手。(ここだけ英語がわかった)
後ろにいた奴がまた、お尻をなでてきました。「うるせぇー」と一括。
無事、開放されました。
ホテル到着。
「酔漢、遅かったぞ。何かあったのか」
「あったもなにも、 カレコレ シカジカ ウンヌン ってわけ」
部屋中大爆笑。
「やっぱりな。メルローズ辺りは、ホモ多いからな」
「冗談じゃない。はやく教えてくれれば・・」
「まぁ無事だったわけだし。で酒は?」
「俺より酒の心配してんのか!この通り『ワイルドターキー8年』だ」
「バーボンか。アメリカ気分だね」
何事もなかったように、飲み会が始まりました。
ですが、「ホモ?」くらいで良かったですよね。本当にピストル強盗とかだったら洒落になりませんもんね!
暗い夜道と一人歩きは・・特にワイルドターキーを買った際にはご注意?
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