吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

勝ち組の会社はいいのか

2007-02-23 14:12:03 | Weblog
先日のことだ
ある食品加工会社 竣工したばかりである
その会社は福岡県の会社であるが進境著しくスーパーなどの顧客が多く
どの店にいっても製品が並んでいる
でもあるスーパーが視察にきて食品衛生法うんぬん と
なにかというと受水槽に水道水が入るときに塩素を入れているか との質問
ん~ 井戸のときは塩素滅菌やるが水道のときは普通やらない
どうも食品衛生法に書いてあるとのこと  ぬぬぬ~  汗汗汗
とにかく工場は対応するとのこと ま やればいいたい 本当は塩素は特に過剰塩素は避けたいのだが でも五十歩百歩なんだ 何故なら どこもそうらしいのだが
野菜なんてのは高濃度の塩素水にジャブジャブ漬けているのだ
そう これが中毒事故を起こさないコツ 優良会社なのである
人様がこんな薬品漬けの加工食品を食べようが知ったことではない
つまりである 自分たち以外の人様のことや地球環境のことやら考えていたら生き残れない ということになれないか
うん うちももっと簡単でそこそこの提案で早く図面かけて表向きは感謝されるものを作ればいいじゃん と悪魔というか僕の中の邪悪な部分が誘惑する
生き残る、人より儲ける ということは ほんとに人の目を見れるのか
でも法律は守っているからなんら言われる筋合いはないわい ということか
う~ん やはり俺はリーダー失格かな 
で何を言いたいのか 
勝ち組の会社はそういう意味では 人や物を切ってすてているのではないかその冷酷さが金を生むような社会ではいけない
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設備のメンテナンス

2007-02-17 19:32:39 | Weblog
僕は決めました
設備のメンテナンスのしおり の作成費用は僕が作って費用は工事費から頂こうと
何故かって こんなに分厚い取り扱い説明書が竣工時に施主に渡されるのであるが、殆ど見ない なにかあったときに業者が来て 見るだけ
もっと簡易で楽しいメンテのしおり があるといいのだが 施工者に今まで強引に作ってもらったこともあったが、 う~ん いまいちなのだ
やはり 設計者でなければ 素人の人が使う、またここはこういう使い方をしたら省エネになる こういうときは機械を止める 等〃 一番思い入れが深いだけに 多分 いいものが出来る 僕が作るのだ
例えばホテルにチェックインしたら まず見る案内や使い方のしおり あれは結構いけていると思うのだ ああいうものだ
こんどから 上手く使ってくれてるかなあ~ なんて心配することはなくなる筈だ
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女ばかりはダメだ

2007-02-09 10:02:47 | Weblog
数年前のこと
事務所ビルの設計のオーナー打合せに急きょ うちから 機械と電気の担当者も随行して欲しいと連絡があり当時は僕ともう1人は電気(女性)が随行することが多かったのだが 急な話でもあるし、僕は無理、もう1人の男性スタッフも無理、残るは女性の(当時は機械の作図のドラフト専門の人)担当が随行するしか無いということになったのだ
建築事務所は所長と担当者がドイツの高級乗用車でうちの前に乗りつけその2人の女性が乗り込んだらしい
しばらくすると1人(電気)うちに戻ってきた
あれっ どうしたと? 行かんでよかって?
”それがですよ 女2人は相手先に対して格好がつかん もう1人は男はおらんのか  って言われたから じゃあ私降ろしてくださいって 降りてきました”
え~ よかったのかな?
”すみません ” ”あ~ よかよか そんなこと言うんなら 良くやった”
あとで建築の担当者に聞いたら お宅の○○さんがですね うちの所長が言ったあと ”あ~ そうですか じゃあ私降ります 停めてください”と言って 降りられて 扉をバンと閉めて出ていったんですよ
所長が ”なんやあの女は”と言われたとか
最近ではもうそういうことは無くなったが 数年前まで 柳沢発言よりひどいケースはいっぱいあったし 僕自身も やはり同じような土壌はあったよなあ
こないだなんか ある現場の設計前の立会いに言ったら 僕以外は不動産から女性2名 建築事務所も女性2名 うちから女性1名 男性は僕と不動産の2名 どうかした場面は 女だらけ つくずく時代も変わったなあと実感する一こまでした
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IH調理器と健康被害

2007-02-01 16:41:37 | Weblog
昨日 電力会社系の主催の研究会に行ってきました 何故行ったかというと
「 IH調理器からの磁界の生物影響評価 」 というテーマがあって 行ってきました
電力系の会社の研究所の先生が今までの生物実験をまとめられている みたいな話が長々と続いて  電子レンジやIHヒーターの磁界の周波数は中間周波というらしく 100キロヘルツ程度らしいのだが この周波帯は研究が不十分で 結局まだこれからの研究によるということらしいのだ
彼がこの発表で最も言いたかったことは いわゆる攻撃本(IHを標的に健康に悪い)として たくさんの本が売れているが 実はその本は別の周波帯のデータであったり、実際の使用状況とかけ離れているような場合のデータをいかにも電気調理器にあてはまるかのような表現で書かれていること であった。
なるほど つまり それで癌になるとか心臓に悪いとかを言えないけれども、では害が無いと断定出来るかといえばそれも出来ないということなのだ。
ではそれを素直に解釈すれば 疑わしい薬は認定しないと同じで IHは使えないということになりはしないかなあ・・・  と自分は考えた
まあでも 電力系の研究所にしてはよく事実を淡々と述べてくれました 実に有意義な講演でした
で こんな研究なんでそんなに手間取るの? と思っていたら このマウスを使った生物実験はよくよく聞いてみるとほんとに大変だ つまり大量のマウスはその親が偏らないようにするとか 条件を全く偏らないようにするだけでも大変なコストがかかるとか う~ん なるほどね
でも逆に考えると 捏造したけりゃ 癌の遺伝子を多く持った親から生まれたマウスを片側に持ってきて実験したら良いわけで 素人だますのは簡単なんだな ってことだ
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