吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

設備設計を安くするには

2010-05-27 13:45:09 | Weblog
建築家にとってなけなしのお施主さまより頂いた設計料
1割でも設備設計に払うのは辛い
そうだよね よくわかる
暇だったら自分で書くといい
やはり自分で書くとなると建築家にとって設備図はなんか
ストレスのかかる作業となるらしい
でも建築設計料もデフレの世界である
ことの発端は設備図をどう処理するかと設計料との関係を
説明してその経費について認知してもらっていないからあとで
困ることになるし、かといって”適当に書きます”なんて説明は
出来ないので
ちゃんとほんとはそのお金もらっておくのが正しいとは思うが・・・
世の中は工事費の何パーセントとかでほんとにアバウトで決めてしまって
いるのでどうしようもない

最近僕らがイヤというほど入り込む物件もあるが、そんなんで逆に
メールで建築で書いた中途半端な設備図をチェックして2~3回に分けて
送り返すなんてパターンもあるのだ
この場合大事なことは出来あがってほっとして最終の仕上がり図面を
僕らが見ないまま施工が行われることだ
やはりネット間での仕事は最後が重要だと思う
今後こういうやりかたも簡単な物件では主流になるかもしれない
最後の責任のとりかたとか収まりの詳細チェックなんか 問題はあるけど・・・
でも設計料のタタキ合いの尻拭いをしている感があってどうも気が晴れないことが
多い やるなら積極的にこのパターンを開発する位の意気込みでやりたい という
本音はあるかな
独り言でした
コメント (2)
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仕事が楽しい?

2010-05-11 17:55:36 | Weblog
最近やっと ”仕事が楽しい”と人に言えるようになった
1級の学院の授業も今年は1度も出席していないくらい忙殺されている状況
なのだが、それでも嬉々として仕事にいそしむ自分がここにいるのである
以前も楽しかったからここまで続けてこられたのだろうが・・・
何故か最近は  特に
何故かなと考えてみるに
1 自分は技術的には九州ではだが、絶対的存在である と以前から思っていた
2 それに加えて最近直接のクライアントが年下ばかりで比較的大事に扱ってくれる
3 そのうえオーナーも年下が多くなってきて(自分が年取った)丁重に接してくれる
4 プロポーザルや建築雑誌に最近ゆかりが多くなりうちの知名度が格段に上がっている
5 所員がみなベテランになってきて基礎的なことをシャベル必要がなくなって 仕事に
  没頭できてるし、僕の意図を理解し表現してくれるスタッフに恵まれている
6 赤字を出しても翌年シャニムに仕事をすればなんとか取り戻せるということが分かった
7 施工者が何故か最近僕に対して素直になっているので 僕のへんな思想を軽蔑しない
  (これは何故か分析したいのだ) だから現場で青筋たてることが無くなった
8 建築士の勉強をしたおかげで少しは建築を全体から見る習性ができ、設備に関係ない
  構造の話なんかでもそれなりに楽しい
9 我社の社外営業部長が(しかも無報酬の)増えていてその人の顔を潰さないようがんば  るのも楽しい
10 エコブームで僕の時代がやってきた・・・・エコは僕の30年間のライフワークだ

11 メーカーやエネルギーを選択するのは快感、たまにはメーカーに変な進言などして楽し  んでる
12 我社の社員に仕事や給料を運ぶ喜びもあるかも それと彼らの将来を考えたり

と理由はほかにもありそうだ
考えてみれば 定年間際になってこんな気持ちで仕事している自分が不思議だ

でも冷静になれば 一級どうすんだよ!!!
ちょっと暗くなるときがある
また2週間漬けか 勘弁してよ せめて 2か月漬けにしたいな と思っています
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