吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

涼しい厨房

2009-06-19 18:28:50 | Weblog
昨日 北九州のある病院の厨房見学にいきました

そこの厨房は 輻射熱を発生しない厨房器具 ”涼厨”という器具を使って
厨房の熱環境を著しく改善しようという試みである
保険所が指導するのは25℃70%なのだが そこに向かって 空調機も大きいタイプ
を(25HP) (普通はその半分程度で我慢しているのが現状)設置していた
栄養士さんいわく→ 炊飯器は非常に良かった 通常なら湯気と暑さで あっ焚き上がったな と分かるくらい 熱いものなのだそうだが この炊飯器は いつ炊けたか分からないくらい熱がでないのだそうな
それと 大変高価な回転釜
これは釜を二重の鉄板にしてその熱気を写真のダクトで放出してる これはいい
それとスチームコンベクションの大型を導入
残念ながらガスレンジの大きいのが厨房の中心にデンと座って
これは病院なので細かい対応の病院食には欠かせないのだそうな
スチームコンベクションの小型を数台入れて 対応できないかと栄養士さんに聞いてみたがやはり取扱いの問題があり  ”絶対必要”とのこと
それと熱機器を壁側に配置し
給気をその全面にライン上に吹いているので熱気は全部壁側に誘引されていたので
これはいいかもいずれにしても厨房器具選びから僕らが参加、意見しないと
快適な厨房は出来ないことが分かりました
病院のスタッフのかた施工者のかたがた お忙しいところありがとうございました。ずいぶん勉強になりました
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アウディ完成

2009-06-12 13:58:46 | Weblog
先日 アウディの福岡販売のショールームが清水町の交差点に完成
竣工検査してきました
設計は相良建築設計(若い方じゃないほう)
ドイツ本社や東京のなんてろというコンサルがかんでたのでやりずらかった。
でも結構 指定の外壁や光壁など面白いものがありました
外観
販売室 
光、壁天井                 

外壁材
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お祝いを

2009-06-08 10:11:31 | Weblog
先日、建築学会と家協会で毎年優秀な作品を選ぶ 建築九州賞のお祝いパーティがありました
作品賞に志井クリニック(末廣香、末廣宣子さん) JIA特別賞に福岡県醤油会館
(柳瀬真澄さん) 住宅部門で白保の家(松山さん)
昨年は田中俊章さんのアルテジオで 僕も設備でついでに表彰してもらたが
運良く今年は 志井も醤油も設備はうちが深くかかわっていたので 大きな喜びでした 一軒は住宅なので うちはかかわってなかったのが 残念でしたが
3人とも 最近密な付き合いをしている方ばかりで 賞状には わが社のネームも
大きく書いてあって 予備の賞状まで準備してくれているのも凄いし 喜びも
倍だ 偶然こういう凄い面々と付き合っていたとはなんと僕らはツイテいるというか、 僕の周りから第二の安藤が出たりするかもね
昼間はなんと 建築ジャーナルの定金女史が大阪からわざわざ取材に 
おい おい うちが 建築事務所のついでじゃなくてだ、建築の全国版に載るの?
ほんとかよ!
それも7月号で ”躍動する設備設計”という記事でうちを取り上げるのだそうな
2時に見えるというので、どんなキャリアウーマンの40前後のかたが来るのかと
想像していたら なんと 若い癒し系のまだ少女のようなぽっちゃり系の子が・・
天神をうろついてる女の娘感覚・・思わず ”若~い”と

個人情報もOKらしく 記念写真をとらせてもらいました
これからは設備の時代到来かなと との始まりに ”そうかな?違うかも?”
”えっ どうしてそう?”
で始まり  マスコミのエネルギーや設備に対しての一般論をぶち壊すことに
快感を覚えながら
取材時間は2時間以上、ペラペラ聞かれたことの数倍しゃべる僕の真意がつかめたのか 果たして僕のような事務所が記事になるのか、まだ不安ですが
面白くはないだろうななんて思いながら
話の中身もついつい不満のぶちまけ会と化してしまうのだが、ビックリしたのは
ひとつひとつの不満の内容を 僕の過去のブログ記事とリンクさせながら応対してくれたのにはびっくりです  う~ん やはりマスコミはただものじゃない
記事ができるのは 楽しみです 
コメント (2)
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ソウル中間検査

2009-06-02 18:52:56 | Weblog
ソウルの中間検査にいってきました
早めにいってソウルの観光をするにはタクシーより地下鉄がいい
と思って地下鉄に。
電車に入った瞬間にんにくの匂い、満員で吊革につかまる。
そしたら40前後の主婦という感じの女性が僕の顔をマジマジと見つめ
立ち上がったと思ったら2~3m先の吊革につかまり知らん顔
えっ なんなんですか 連れは施主で 施主いわく ”譲ってくれたんですよ。
ありがたく座らせてもらいなさいよ” えっ そんな いつしか乗り物で若い人が
席を譲るシーンが来るのを恐れていたいた僕は 信じたくないのだ
”僕らが日本語話しているから、外人に印象よくと思ったんですよね”
施主→”いいや、儒教の国は年長者を敬うお国柄、素直に受け取ったらいいじゃなあいですか”
うながされ座る 施主は立っている 施主は僕より6歳位は若いが う~ん
僕が初めて席を譲ってもらうシーンが韓国だったとは・・・
中村調理製菓専門学校
周りを見渡すとかなりの人が携帯でおしゃべり 電車のなかは蒸し暑い アナウンスがやけに耳にさわり大きな音
観光は
古い町並みの北村韓屋村、復元した王朝建築のキョンボックン、昔埋め立てられていた川を再生したチョンゲチョンなど 結構歩いた
その日は地元の人が行くようなホルモン屋で夕食です
 
翌日から現場へ
ダクトが設計より小さいだの、ドレン管が曲がっているだの、プロット図が出ていないだの せからしかっただろうな  僕が一人で現場を回っていると影のように職長らしきおじさんがつきまとう 僕がスケールだして測りだすと 見てないふりしながらじっと観察している
さあ竣工後 何もないことを祈るだけ
疲れたけど施主と二人きりの旅、結構親交が深まり有意義でした、ソウルの現場もまんざらでもないなあ~
ゼネコンがごちそうしてくれた昼飯
すいとん
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