吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

白状します

2007-04-26 14:33:40 | Weblog
実は私ほど過去の仕事でトラブルをかかえて来た設備設計はいない
とおもう
いまだから白状します

20代 大手設備事務所の所員として役所の仕事 公団公社文部建設等々 ようも文句言わずにひたむきに 信用を得ました 徹夜も50回/年であったが

30代
 独立したが孫受けやら、なんやら必死で働き、でもこのころから客受けするための創意工夫をドンドン頼まれもしないのに提案、 施主と直接話せるチャンスあれば、必死で自分を売り込んでチャレンジさせてもらった    そのころ かなり実験的なトラブルが多く サブコンさんには随分迷惑かけたと 今は反省 でも後半は少し営業に目覚め 酒席や政治家や営業マンとのコンタクトやらやってみたりした 

40代 
自分に営業やら接待は向いてないことに気ずく
    もっと斬新さを出すことを決意しました  非常識と巷でいわれていることや、教科書や国交省の本を見ないことにした (でも宇一さんの本は頼った)
    やはりこのころは必死だった それほどの冒険はしていない それなりに    信用を得たかな

50代前半 
 自信過剰時代かな  自分のすることは一番、自分に設計を頼まないオーナーさんは不幸だ などと考えていた  随分理想を追ったし、それらを実現させる説得力や力もついていた でも なにかもうひとつ引っかかった 心底笑えない状態?

今 
    もう失敗は無いだろう 全ての方 オーナー、建築事務所、ゼネコン、サブコン うち 竣工後も10年後も 感謝される いまはそう思える  だって僕ほど前向きな失敗をして しかも僕の記憶は成功体験よりその失敗のほうが多くインプットされているからだ
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監理ポスト

2007-04-17 10:10:21 | Weblog
今日配信された ”建築設備フォーラム”を見て驚いた
なんと あの優良会社の大氣社が 東証の監理ポストに置かれているというのだ
きっかけは 下請けの チクリ それも もと監査法人中央青山にチクッた ことがきっかけである というわけだ
下請けをなめると大怪我をする こんなことは前代未聞である
監査法人が企業の犬としての役割からほんとの意味での監査機能を果たしだしたことが こういう結果につながった と思う
やっと時代が 正義や 真面目に働くもの 技術が確かな人 に報いる土壌が出来つつあるのかなあ~ と思わせる出来事である この昨今の平等へ向かう雰囲気
 自分の若い時代を振り返ると 何度もお役所の壁や 大手の前に歯ぎしりしたことを思い出して感慨深いのである
時代的にややバブル傾向であることで下請けも強気に出れたのだろうか、なにがあったのか大変興味深い
こんごはゼネコンにたいしてサブコンがこんなことが出来るであろうか
でもやって欲しい
(僕はこんなことはしません 防備は十分。ま 一部上場とは付き合ってないし意味ないし)
これをきっかけに 真面目に働く勉強し努力するひとが少しでも安心して仕事できる環境が整えばいいのになあ 
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出た新型加湿器

2007-04-06 09:12:02 | Weblog
案の定だ
先日 蒸気を発生させる加湿器(電気式でないもの)
の有無とレジオネラ対策について問い合わせていたメーカーピーエス工業 電話したときは対応製品はありません とのことであったのだが 昨日 出来立てのカタログを持って うちに 来ていた様だ 会社にもどってそのカタログをワクワクしながらみましたよ
ガスで沸かして熱い蒸気をパイプで配る形式のもの(中規模ビル用)
やっぱり構想はあったんだな
みんな考えているんだ 今後は他メーカーも参入するだろう 
加湿器は蒸気が見えないと使用者は問題無いと思っていても概ね2年以内に故障してるもの だから空調のエアーに混ぜて送ったら 加湿できているのかいないのか全くわからないし 楽しくない 過失は蒸気が見えてシュンシュンと出てくるのが原始的だがいちばんいいのだ (こういうことがこの年でやっと気が付いた)
やっぱ メーカーや国交省やゲネコンに錯乱させられていた
よしこれに向かって 走り出すぞ 他メーカーさん ガス会社さん 参入待ってます
コメント (3)
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