吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

エコキュート時代がやってきた

2008-05-15 16:18:12 | Weblog
今施工中の老人ホーム 場所がら都市ガスがなく、灯油やプロパンは上昇し、設計では業務用のエコキュートとしていたのだが、例によって全体予算がオーバーし
真っ先にエコキュはその犠牲になりかけた。のであるが、やはり計算すると 劇的にランニングコストが安いのだ しかも給湯加熱中はその排熱が冷房に使えてしまうというなんともタダのエネルギーがそこに存在していて使いようによっては二重の儲けとなるのだ。 プロパンの1/3から1/4  4年で償却してしまう。 ということでオーナーを再説得 復活したのである。業務用ですら 安いのであるから、当然のことながら 家庭用は量産品なのでもっとお得ということになる。床暖房も出来て浴室暖房乾燥が可能なメーカーもある。 給湯圧が低いとか、場所をとる、とか 欠点も多く抱えているのだが 今後は都市ガスエリアは別として 我社の給湯と床暖房はエコキュートが中心になるであろう。
問題としては営業のかたが理論的にイマイチ(それは家電品の延長の製品)なので
こちらの質問になかなか答えられない。床暖房の施工の品質がガス方式と比べて心配(これは歴史的な問題や、施工者の系列などの問題があるようだ)
これからは本気でエコキュートを採用しようと考えている。
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ダクト方式

2008-05-08 16:56:06 | Weblog
基本的に 前から思っていることがあるのですが、空調方式は配管を引きずり回すよりは ダクトを使って空調するほうが良い ということです
何故なら 配管は結構トラブルや漏水があるが ダクトなら少々漏れようがどうしようが大きなトラブルにはならないのです。
問題は単一ダクト方式の場合各室の温度制御をどうするか、個別空調が出来ないなど。 でもダクトで十分対応できる場合でも最近はビルマルチ+カセットエアコンになってしまっている。 これはもう少し考えたい
また意匠上ダクトでないといけない場合もありますね、そんなときに最近使って 誉めていただけるのが ダウンライト型吹出口 これは照明でダウンライトを中心にレイアウトされるようなケースで ブリーズラインではありふれているしアネモはね~ といったときに 結構使えるのだ ただし結露の出そうなところは注意を要する
一度試してみてはどうですか
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