吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

革新的な考察をなぜ

2009-10-31 09:50:49 | Weblog
現在 政治が良かれ悪しかれ非常に解り易くなっている
そういう面では 自分が世の中に抱いていた反発心みたいなエネルギーが
大きく減じて リラックスしてきたように思う 今までは 変わることを望みすぎて念じてきたせいか 無駄な怨念やオーラを出しすぎていたような気がして
今思えばだが
なぜ自分がそうなってしまったかということの一つなのだが30歳で独立
仕事のあても全くなくいきなり会社を止めポンと自宅で始めてしまった
そのせいで 最初は住宅公団のOBの設備設計事務所のかたから声をかけられ
外注の仕事を頂き ”あ~ありがたいな”と感じながらなんとか食えるかなとか
思っていたころ ある公団を主に客先としている建築事務所の所長さんからお声が
かかってきた 民賃の店舗付き30戸くらいだったろうか
何故自分に? と考えたら やはり大手より安いし ペコペコしてくれるし
とか理由は もうどうでもよかった
とにかく建築事務所から直接仕事をもらうことが一人前になったような、
それで嬉しくてみんなにしゃべってまわった。 そのお世話になっている公団OBの
設備事務所の社長にもしゃべってしまった。
それが裏目にでたのだ
実はその社長からその会社にすごくモーションかけられ入社するよう口説かれている最中でもあったのだが
社長: うちにこんね 給料もボーナスも余計だすから
    独立もいいけど 仕事なんて簡単には取れんよ! ん~
僕 :は~い でも独立は決めていることなので まだ頑張ってみます
    実は○○建築事務所から民賃の仕事の依頼が来ているんですよ
社長:えっ ○○から? そうね でも公団の△△課長が了承するかな?
僕 :でもK支所長は大丈夫といってくれましたよ
社長:そうね・・・・
会話はそこで終わった そのあとその社長何故かご機嫌ナナメ

その数日後である件の建築事務所のK所長から電話があって

K所長:あ 鶴さん? 実はね公団の設備設計やけど 公団の設備課長から
    呼ばれて○○設備設計に出してくれないか と言われたので
    すいませんが 無かったことにして 申し訳ない
僕  :え~ ○○が課長に働きかけたんですかね?
K所長 :う~ん それは解りませんが たぶんそうでしょうね
     とにかく そういうことで

僕としては自分が独立してすぐ仕事を外注してくれたその公団OBの社長 僕が
仕事を取れそうだとしゃべったばかりに たぶんすぐ自分の元部下である公団の
課長に電話したに違いない と確信にいたった
アイツは信用できない 僕の中では社会構造というか利権構造や既得権、天下りなどの反対側に位置する自分を悟った瞬間であった。
徹底的に実力で行くしかない  ここから自己改造計画が始まり、どんなに苦しくてももう孫請けはしないぞ と決めた瞬間であった
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ソーラーエネルギー

2009-10-25 14:05:13 | Weblog
ソーラー発電がにわかに活気づいてきたようだ
だけど 補助金や買い取り制度などなかなか判りにくい
何故かと言えば今までがずっと年度別に金額を決めて10KW以上は
採択されるらしいとか 国との共同開発とかでデータを出さなければいけなかった
とか わけのわからない手間や気苦労も多かった
まだ補助金制度は よく見えないが11月からの買い取り制度は実行されるようで、
今後はソーラー発電は建築の必須提案アイテムになるのだろう
というか 提案というより 定食みたいなものだ 今後政治に臨むのは 補助金制度は恒久化してほしい それと3年間データ提出やらやめてほしい 取り付けたのを取り外してないか、運用が出来ているか だけを建築士協会に委託して検査、
取り外したり売ったりしている場合は全額に違約金を足して弁償 ということにして欲しい

2009/11/1より
余剰電力買い取りは1KW当たり 家庭用が48円 業務用は24円となる
費用は概算で100万円/KW であとは補助金がどうなるか
1KWタイプで計算すると福岡の気象では年間の発電量は1120KWHとなる
家庭用では53760円の得ということになり18年でもとをとる計算で まだまだお高いがグッと現実になってきた
今後は業務用では補助金がどうなるかがやはりポイント 注視していかねばならないようだ
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偉い人にメール

2009-10-11 11:43:01 | Weblog
初めてお便りします
私は福岡市で建築関係の設計(設備設計)を営んでおるものです
今回高速道の無料化にむけてまい進しておられることは、CO2発生
の観点からはやや疑問も残る点だと思われます。
それはそれで様々な観点からのことと期待しております
ただ国交省は活躍すればするほどCO2を増やす傾向にあるわけで
これも宿命なのだと思いますが
私は20年前から思い続けていることがあり、このことは自民党政権では一笑ものとして処理される提案なのだったのでしょうが、今回は期待をもってメールしてみました。
自転車道を整備して欲しい  車を運転していて思うのですが 通りすがりに見かける事故は自転車が車にはねられるケースがかなり多くて
ほんとうに痛々しい  自転車を利用するようなエコ生活者が隅っこに追いやられ安全に乗れる環境にはないと思います
自転車は健康にもいいし、CO2 25%削減の切り札にもなるのではないでしょうか 私も自転車通勤したいのですが自宅から会社までの距離がやや遠く、危ないことから車で通っています。もし安全な自転車専用道が整備されるといいなと思っています
予算は高速道整備に比べるとかなり低くて済むのではないか、また現在ある高速道の下なんかも利用でき、そこに商店街も自然発生したりして国が大きく変わるのではないでしょうか
車社会から自然エネルギー(足こぎによる)への全国的転換 検討いただけないでしょうか
※個人的には建築確認申請など言いたいことはいろいろありますが、今回は”理想社会の実現と国交省”ということで

上記文章をある政治家にメールしました 返事くるかな 僕の20年の思いをぶつけてみました
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燃料電池 その2

2009-10-03 17:12:57 | Weblog
先日の記事で燃料電池についてあやふやで古い情報を書き込んでしまいました。
改めて最新の 燃料電池事情を書きます
現在最新のものは主流は”個体分子型”と言われるものだそうです
発電能力 1kw 発熱能力1.4kw ガス消費量は2.9kw
従って 発電効率は35% 総合効率は83% となっているそうです
天然ガスに含まれる水素を取り出し、電気分解の逆の工程で発電します
ガスに含まれる炭素は燃やして熱にします 
(燃やす という表現をするとメーカーは過剰反応sて、”改質”と言ってください だそうな C+O2=CO2 になることに違いはないのに 笑)
従ってCO2を普通に出します
ん  よく考えてみたら 総合効率でいえば 高効率給湯機は90%を超えていますから それだけでいうと 給湯機に軍配だよね
1kwの発電をするために300万円の複雑なシステムはやはり時期尚早かな
ガスエンジンシステム(エコウィル)のほうが安くて安心だ(エコウィルの総合効率は燃料電池に比して2%下回るだけだそうだ
でも給湯を主に考えるとやはりエコキュートのほうが1枚上だ総合効率は100%を超えるからだ
エネルギー各会社は 生きる道を間違えてる
ガスで発電はいいが(長期的には) ガスヒーポンを使ったエコキュートを先に開発すべきだ またガスヒーポンの排熱を使ったデシカント空調機のほうが近道だと思うし
ガスに向いてるしょ  電力会社の向こうを張ってしゃにむに発電とは
経産省にガス係と電力係が あって省内縦割りかな・・・
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