吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

小型高性能節水機

2007-12-19 19:38:20 | Weblog
今日は 市内でジョイビットとかいう厨房の節水の機器を見に行きました
どういうものかというと
一口でいうとレストランやホテルの厨房では皿洗いの下洗いと ”さらし”と言われる水をかけ流して食品をさらす 部分でかなりの水を無駄に使っていて 
それについては いくら口酸っぱく言っても 調理人は節水に協力してくれないものだそうだ そういう悩みを解決するために センサーやタイマーを駆使して また画面で節水効果が見えるようにしてあげることで 節水に厨房のかたが取り組むようになってくれるんだそうな
福岡や東京は水が高いので 20万/月以上の水を厨房で使っているところであれば3万から10万の節水効果が得られるそうだ
なかなか面白かったですよ   ジョイビット  これを付けると 二酸化炭素の削減量まで出てくるので大手の会社に受けるんだそうだ
だがふ~む 最初の新築から付けると 感謝されないし とりあえず 既存のホテルや学食で信用されるための小道具にはなるかな
もうひとつ これはまた別の節水の話だが シャワーヘッドで空気を巻き込んで圧力は保ちながら4割の節水が出来るといった製品 これは家にもって帰って 試した 確かに圧は落ちていないが やはりボリュウム感は不足ぎみ でも確かに 4割の節水にはなることが確認された これは銭湯 やゴルフ場の風呂などでは効果はあるだろうな とは感じた  アリアミスト

コメント (1)
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環境企業

2007-12-06 09:41:38 | Weblog
最近 木を植えて環境に貢献しているような企業がテレビ宣伝をしたりしておおいに購買者にアピールしているようなケースが目立つ
彼らはほんとうに環境のことを考えているのだろうか
木を植えるというのはほんとうに分かりやすくて、良い企業イメージを視聴者に植えつけるのにはピッタシである もちろん やることは良いことだと思うし今後も続けてもらいたい
しかしである そういった企業が 店を作るときどうなんだ????
最近 ある大手のスーパーであるがテナントのスペースを安く作って 削りに削り屋根の断熱もしないで ”断熱が必要ならテナントさんでやってください”だとさ

ちょっとまてよ  屋根の断熱は屋根を葺くときにやるもんだろう 
屋根の上か下の直接貼り付けないとダメなんだよ
天井ボードの上にグラスウールを単に乗っけている例を山ほど見てきたけど ひと月もしてから中に顔突っ込んでみなさいよ 照明の上には断熱はないし あとで電話工事やインターネットの配線をする職人が邪魔だからそんな断熱材を天井のあちこちに剥がして小積みしたり散乱したり もうこれでは断熱とは言えない状態になってしまっているのだから・・・・・   僕はそういう屋根断熱のときは空調の負荷計算では断熱が無いものとして計算しますよ   と意匠には伝えることにしている  え~ 少しはいいでしょうもん  いいえダメです の押し問答である  そんなわけで ある巨大スーパーのやりざまは木を植える前にやることがあるだろう といってやりたいのだが 省エネ計画書を提出させるのはいいがたまには現場を抜き打ちチェックしてみたらどうなのかなあ
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