吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

お役所の建築課の仕事

2014-06-09 19:50:28 | Weblog
半年前からいわゆる 箱モノ といわれる○○交流センター みたいなやつ

設計と積算は2か月前に完了した

と 思ったら なんと その地方公共団体が 変な人を雇ったみたいで

それは ”建築○○支援機構”なるもの

提出物のチェックをするというので 1月ほど 経って きたきた そのチェックが!

あ~~  やっぱし!!

殆どが 積算の細かい内容についてで

小数点の端数処理 3社見積もりの原本が云々 まあよくも これだけ事細かく・・。

たぶん積算の結果は 殆ど変らない

田舎の市町村は根拠さえあれば いままではOKだったのに

○○機構 とは どうも 役所OBが 設計事務所は信用できないので 会計検査対策を
万全に ということで 市が委託したようだ

いくらで契約したのか 下衆としては気になる  もったいない

金を出すなら 基本設計の段階でするどいチェックを入れるべきではないのか

大きな視点は見逃す つまり億の単位はどうでもいいけど 数万 数円の単位は許さない

ということか???

日本の公共事業は なななんなんだ 情けない

いい年こいた ベテランの役所OBかなんかが もっと大きな視点で見ていただければ
公共事業も面白いのだが

国交省はなんおために存在しているのか 
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2 コメント

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raison d'être (けろ)
2014-06-11 19:15:49
実際、検査とか監査とか、プロジェクトが終わってからor変更の利かない状態になってから、やっているものですしね。

国交省は、「存在するために存在する」のではないでしょうか。
耐震偽装を発端にした公益(本当に益?)法人乱立といい、規制を強化するにしても緩和するにしても権益と天下り先を増強し……。

存在そのもの(あわよくば発展)が目的化していると思います。
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さとり (吾輩)
2014-06-11 20:39:48
けろさんは冷静に分析していますね
僕なんか年甲斐もなくむかついています
昔の役所には尊敬する人がいたんでがね~
いまはいないですね
返信する

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