吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

悪いことは重なる?

2006-12-27 16:35:57 | Weblog
先週のことゴルフ友達が事務所にやってきた
お互い忙しいなか 大事そうに 小さな本をどうしても見て欲しかったらしい
一緒に昼を取りながら その本の能書きを説明してくれる
そこに書かれていることは 不幸の連鎖を断ち切ることについて書いてある
彼がそこまで感動した本、わざわざ持ってきてくれた本
読みました
書かれていることは ”感謝します””ありがとう”をいいなさい
ということ
なるほど 生きているだけでもありがとう なのだ
で ここのとこ 取れるかどうか分らない仕事があって どうしても欲しい仕事なのだが自分ではどうしようもない いらいらしているときもうダメ僕の対抗馬が東京の超一流の設備事務所が浮上してきて あ やっぱしか と思って 
でも切り替えた  ここと一緒にやれたらいいな 上でも下でもいい こんなチャンスはないぞ 感謝しよう
 と思った この本のお陰である
そしたらなんと また流れが変わってきて やっぱり”君たちが必要だ” と
え~  
まだ予断を許さない でもどうでもいいのだ 天が与えてくれた仕事 一生懸命、楽しくがんばるのだ
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日除け

2006-12-21 19:09:18 | Weblog
何十年も不思議に思っていたことがある
建築家は隣地に対する日影の計算はするが 庇の日影計算や検討はしない
ということだ
従来から西側は窓をとらずまた居室を設けず 南向きに居室を配置する
というのは定説であった
いつのまにか 軽い屋根が 流行り ブラインドで夕日を遮る
建築家の自然に逆らわない家作りの本質が何処か隅にいったのか
一般論でいうと南側であれば700くらいの庇を出すと夏は完全に日をシャットアウトし冬は1日じゅう陽が差す訳である それ位 南側は有り難いわけなのだ
では南西や東南は?これは太陽高度と方位を作図して窓の何%に陽が当たるかを計算して庇長さを出せばいいのだ これは垂れ壁の長さがいちいち建物によって違うので表には出来ない ひょっとしたらグラフ化できるかもしれない
簡易日除け計算プログラムである 今度暇なときに挑戦してみるか
ほんとは建築家がやると早いのだがなあ
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5年間メンテ込みで入札

2006-12-19 18:52:40 | Weblog
従来からの建設業における入札制度もやや疲弊期を迎えていると思っています
それは 安けりゃ 訴えられないようなギリギリの工事をしても良いわけである
そんならそれでやり方があって それ以上のことをしてやろうものなら上司からメチャクチャ言われて 現場に担当した人は出世できないわボーナス減るわで、出来るだけ相手が怒らない範囲でちゃんとやれ というのが作今の現状であるのだ
そこでここ数年暖めているアイデアがある 
竣工後のメンテの担当や条件も工事契約時に全て決めておくのである
そこで 本人が会社を辞めたから別の人間を と言ったときは すかさず違約金50万円とか 水漏れは20万円とか細かに規定しておくのである
つまりメンテから逃げる施工者を排除するわけである もちろんメーカーのメンテ費も決めておくのだ  機器は安いがメンテ費が高くて結局施主が契約してくれない 結果寿命を早めているようなことを避ける
要するに竣工後5年間の運営まで設計するのである
そして設計者がその頭に立つのが理想であるが ゼネコンでもいい だけど携わった人間を担当させらるのか 疑問である
そして施主にもメンテ費がかかるのだ ということをキチット伝えておかなかければならない
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無事生還

2006-12-14 12:32:47 | Weblog
我が社の橋本ちあき 実は今会社を一月ほど休んでいます
弟さんの肝臓病の治療のため自分の肝臓を提供したのです
いわゆる生体肝移植というやつです
ほんとに大丈夫なのかな と みんな心配していました なかなか術後の回復が
思わしくない時期があったりして ハラハラしましたが
来週から出社するとの電話があり ほっとひといきです
皆さんにも随分とご迷惑をおかけしてしまいまして
肝臓を提供された弟さんも順調に回復しているとのこと
1人の命が救われたのです すがすがしい気持ちに僕までなるのは何故なのだろう
とにかく我が社の社員ながら よくやった と称えて上げたいと思います
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民生品を建築に

2006-12-08 10:11:17 | Weblog
日本の建築工事は何故コスト高なのか
原因はすでにいろいろ言われてはいると思うのだが

一つには大学の建築科での授業が画一的で大型の建築も小型も横並びであって
例えば科の分類が大型とか小型とか住宅とかの概念で分けるという発想はなく
コンクリートとか材料とかいわゆる縦割りの分類であることから発する いわゆる”品質を問題にする”といった感覚なのであろう
例えば 空調でいうと50年持たせないといけない建築と20年のものとでは おのずと全ての発想が変わらないといけないのに そういう発想の学問や また企業にもそこを明確にした製品の住み分けはできてない
そこで僕の最近の ”ノーハウ”(ノーハウなんて大げさで読者のかたには大変失礼とは思いますが) を公表しますと 
一例を挙げると 最近雨水を利用した中水道をよく取り入れていますが雨水は経験的にいうと 濾過はしなくとも荒ごみさえ除けば結構トラブルなく利用できるということが解ってきた でも貯留槽が何百tonにもなり 腐敗が懸念される 
そこで塩素が一番簡単なのだが 維持費やメンテも大変なので 紫外線の流水滅菌器を検討したのである 随分探し回ったが200万円は最低かかるのだしかもメンテ費もボッタクルに違いない
そこで僕はイムズの金魚屋さんに行った 見つけたのである 1ケ 3万円の水槽用の紫外線滅菌器 これは流量が40ℓ/minなので必要なら数を増やせばいい
メンテも簡単 だって素人の熱帯魚用ののだから・・・
こういう考え方で行くと 民生品や家庭用は建築や下水道と比べて劇的に安いことがあるのです
役所は受け入れないだろう
”何年もつのか?” 
僕は答えるだろう ”なんなら毎年更新してもいいんですよ”と
えっ  バカな そっちこそバカだ
何故なら毎年更新したとしてもお高い機器のメンテ費より安いのですぞ
その前に高い魚を生かすための機械なんです 信用できるでしょうもん?!
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ブログ内交流が始まった

2006-12-06 10:37:28 | Weblog
先日紹介していた 島原の設計事務所 と磁気活水器のメーカーさんが会いました
実は島原地方は雲仙という火山の中にあって水はきれいでおいしいのだが おいしいということはミネラルをたっぷりと含み沸かすとそのミネラルが管に詰まったりしてトラブルになるのだ それで僕の記事を見た日本セルポさんその地方には仕事になる物件が必ずあるハズと踏んで 営業に行かれたという次第 聞くとヤッパリ困っている件もあるらしく このブログが取り持つ縁で見事問題解決となれば幸いである
今後も優良な情報も惜しみなく垂れ流していこうと思ったのである
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診断技術者

2006-12-01 11:52:16 | Weblog
前に書いた 大阪での三日間の研修のかいあって やっとビルディングドクターの免許が郵送されてきたのだが 登録証を見て思った これがなんになるのか?
初対面のオーナーで実際にいまから改修したい人の前では一つの安心材料にはなるよなあ それと既存に対する前向きな取り組みには○をもらえるだろう
でも!!! なんか日本のなんとか協会発行の免許なんてのは 軽いなあ
だって講習で取れてしまうわけだもんね 結局は 何とか協会 の人達を食わせるのに 役たった かも
姉歯のせいで 建築設備士はやがて 1級建築士でないと 通用しないような法律に変更されようとしているし くそ~ でもそれでも俺様はいいんだ 田舎の暇な建築士がいっぱい1級建築設備士を取得することになるのだ そこでまた名義貸しが行われて また見直しに とかなるよねえ 別にいいんだが 1級建築士は誰でも受験出来る様にしてくれよなあ ま 増えすぎて困るかもね たぶん俺様は合格できる 自分は水産学部なので二級からいかないとダメなのだ  ハッハッハ
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