吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

施主には会わせられない

2011-09-12 15:42:16 | Weblog
僕には直接は言わないのだが あとから聞くと

”ツルさんは施主の前に出すとハラハラして危なくてしょうがない”とか
よく人ずてに 聞こえてきていたのだが・・・・

この前も 予算がオーバーしたので 案を作ったのだが

月曜10時に 行ってくるから  と設計事務所の所長

僕も忙しいけど なんとか行きますよ  と

いや いいよ 一人で行ってくるから  と言われた

こんなに複雑なVEを僕でないと説明できないのに 何故?

あとから第三者がふと漏らした言葉が

”正直すぎて 危ないから 彼は連れていけない”  だそうな

この手のことは過去にもあったのだが やはり真実だけが正義とは限らないのが
日本社会の難しいところだ

その真実を求めすぎる口が先日の東京のコンサルとの激論(ほぼ喧嘩)の
判断が下り、僕には手を引いてもらうことになった 
 事務所担当  ”僕から声をかけておいてすみませんでした こんなことでは今後うまくやっていけないと思うので???、次の機会にまた仕事お願いします”
 僕 ”次は気にしなくてもいいですよ、でも僕のほうが正しいんですよ、それは理解してくれてますよね??”
 担当”いやそれは彼の反証をみてからにして下さい”
 僕 ”解りましたが ちゃんとそのシステムがエコであることを確信してからやるべきですよね”
 担当 ”それは当然です 役所の担当にも理解してもらわないといけないですから”

それからだいぶん経つがその反証論文送られてこない

真実ばかり言っていると仕事が吹っ飛ぶこともあるということだ

でも大手の事務所の場合その担当者は真実の次元だけではものごとが決まらないという
ジレンマがあるのも事実だろう
ちょっと同情してしまう ま僕はそれが嫌だから 真実を求めるアトリエ系の方々から重宝
されているのかもしれませんね

今後もこの路線変えられませんね
でもやりたい仕事だったのに 未練
コメント (4)
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