吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

設備工学

2015-06-17 09:56:02 | Weblog
ねこまるさんへ

コメントありがとうございます

若いしかも現役の大学3年生からのコメントをいただくとは

かなりレアなケースで たいへん嬉しい出来事でした

さて 質問に答えないといけないですね

将来設計事務所やゼネコンで設備の仕事に携わりたい とのことですが

そこでどういうことをすれば自分が楽しいし、イキイキしておれるかですよね

ゼネコンの設備技術者 は
会社に忠実、利益、を求められます サラリーマンとしての生き方を強いられる
わけですが、生活は安定、

建築設計事務所 は
大手といわれるところは ゼネコンに似ていますが 施工よりも設計に従事できます
し、生活もまあ安定

設備事務所 は
設計に従事できますが 生活や ともかく時間的に苛酷なところも・・・


といった具合で 何をいま学習しておくべきかについては目指す職種で少しちがって
くるかなと思いますが
共通することは やはり何でもそうですが 基礎理論なのですが 私の知る限りでは
設備工学という基礎は無いわけで 結局は流体であり ベルヌーイ であり冷凍理論
でありいわゆる熱力学 に尽きるわけです
設備工学や建築を学んだ方で特に若い方でそういう基礎理論に長けた方にお目に
かかったことが無いのです

このことは何を暗示しているかといえば ”基礎を制するものは 将来を制する”
と私は思うのです

だから ねこまるさんの”今なにをやっておくべきか” という答えは
なぜに基礎が重要かを 知る作業 です
それは設備設計でのアルバイト しかもできれば計算書を担当希望する
これをやると次の学ぶべきテーマが具体的になり またそれを応用しと
良い循環が生じて なにかやりたい方向性が見えると思いますよ

けろさん いかがですか

コメント (3)
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