TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

じんじん

2017年09月18日 | 映画鑑賞日記
レンタルDVD観賞2枚目は『じんじん』でした。この映画は2013年公開の映画でスローシネマ方式で全国で公開されていて、DVD化はしませんと記載されていたのでずっとこのまま見れないのかなと思っていたら今年の3月にDVD化されていたようです。全く知りませんでした。TUTAYAでたまたま見かけて借りてきました。この映画は、松島で大道芸人の仕事をしている大地康雄さんが演じる銀三郎がある日友人の農場を手伝うために北海道上川郡剣淵町に訪れます。そこで、農業体験の修学旅行で剣淵町を訪れた高校生たちと出会います。その高校生たちの中にいたのは銀三郎の娘でした。銀三郎の娘彩香とは6歳のときから会えずにいたのですが再会することになります。娘を捨てて出て行った父だったという娘彩香の父に対するわだかまりから抜け出せずにいた彩香との関係を取り戻したいと、銀三郎は、昔娘に絵本を読んで過ごしていた日々を思い出し、絵本の町で町起こしの一環として開催されていた絵本の読み聞かせのイベントにチャレンジしようと考えます。絵本作りにチャレンジしようとああでもないこうでもないと図案や文章を考える銀三郎の姿は娘を思う愛がこもっていました。父と娘の綻んでいた目に見えない絆は絵本を通して二人に心に絆を取り戻すというハートフルな映画になっていました。絵本を通して交錯する思いやりの心がほんわか描かれている映画でした。あの絵本は旭山動物園の絵で有名なあべ弘士さんの絵本だったのかと後で知りました。
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世界から猫が消えたら

2017年09月18日 | 映画鑑賞日記
レンタルDVD観賞3枚目は川村元気原作『世界から猫が消えたら』でした。この映画は、脳腫瘍で余命幾日かを告げられる30歳の郵便局員(佐藤健さん)のお話です。余命いくばくもないのを知った彼が自宅に戻ると自分と同じ容姿を持つ悪魔に出会います。その悪魔はこの世の中にある、あるものをこの世界から消すのと引き換えに彼の生きることができる日を延ばしてあげようという提案でした。その引き換るものは彼が決めることができずに悪魔が彼のいちばん大事にしていたと思われるものを決めてしまいます。それは、時計、映画、猫でした。時計と映画と猫に係るすべての人間関係まで消えてしまい、人が死を宣告されたときに本当に大切だったものに気づくことの大切さを描いているような映画でした。
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本能寺ホテル

2017年09月18日 | 映画鑑賞日記
レンタルDVDで観賞した4枚目は『本能寺ホテル』でした。この映画は、綾瀬はるかさんと堤真一さんが主演されているのでそれだけでおもしろそうとDVDのケースの解説を読まずに借りたのでした。繭子(綾瀬さん)は勤めていた会社が倒産し、再就職をしようとハローワークに通うのですが、そんなときにある男性に結婚を申し込まれ彼の両親の金婚式のお祝いのために彼の実家がある京都を訪れます。手違いで予約していた宿泊するはずのホテルに泊まれず、路地裏にある本能寺ホテルに泊まることになります。そのホテルのエレベータに乗った繭子は、1582年の本能寺に滞在していた天下統一を目前に控えていた織田信長(堤さん)とその家臣たちがいる1582年の本能寺にタイムスリップしてしまいます。その日は、本能寺の変の前日でした。大分前にJINというドラマがありましたが、この映画では綾瀬さんが現代人役で400年前の時代にタイムスリップされていました。この映画では、織田信長の人柄が、皆が身分の違いなく、平和に暮らせる世の中を本当に作りたいと純粋に夢を描いている、一本筋が通っている信頼できる人物、ものすごく格好いい人物として描かれていました。繭子はそんな織田信長と出会うことでその人間性に惹かれ、自分が本当にやりたいことを見つけていくといったストーリーになっていました。ずっと前に見た『プリンセストヨトミ』のスタッフが作られた映画だったようです。糺の森とか八坂の塔とか神護寺の石段とか鴨川べりとかの京都の風景がたくさん出てきた映画でした。最後に鴨川で繭子と織田信長が紋白蝶を目で追っているシーンがとてもよかったです。
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