TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

湯原ダム

2022年08月22日 | 旅日記

8月11日、湯原ダムを通って、湯原温泉に向かいました。

ダムの上のほうから砂湯の露天風呂が遠くに見えていました。35年ほど前のお正月にこちらに初めて来たときに家族みんなでこの露天風呂に入ったことがありました。懐かしかったです。

旭川ではマスなどが釣れるそうです。釣りをされていた方も見掛けました。

湯原ダム

湯原温泉みはらし展望台

展望台からはこんな感じに見えていました。35年前に砂湯の露天風呂に浸かったときにこのダムが見えていたのを思い出しました。

湯原温泉街のはんざきセンターの側にあったはんざき祭の山車です。はんざき祭は8月8日に今年久しぶりに開催されたそうです。

花子

太郎

はんざき大明神が祀られている神社

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護られなかった者たちへ

2022年08月22日 | 映画鑑賞日記

レンタルDVDで観賞した『護られなかった者たちへ』の感想です。

東日本大震災から10年の仙台で、全身を縛られたまま餓死させられた状態で見つかった殺人事件が相次いで発生し、その捜査線上から利根(佐藤健さん)が浮かび上がります。刑事の笘篠(阿部寛さん)は二人の被害者から共通項を見つけながら捜査を進めていく間に、第三の殺人が行われようとしていました。10年前の東日本大震災で出会った遠島けい(倍賞美津子さん)とかんちゃん(石井心咲さん)と利根の3人は、震災後、「おかえり。」「ただいま。」と身を寄せ合って生活をともにして生きてきた家族のような間柄でした。温かくいつも見守ってくれていたけいが結局生活保護を受けずに餓死してしまい、3人の温かい繋がりがどれだけ尊く、堅く、生きていく上でのなくてはならないものだったということや生活保護の申請と支給についての諸々の問題点、大切な人や大切なものを失った人々の切なく哀しい思いがひしひしと伝わってきた映画でした。

町の保健福祉センターで働く円山幹子(清原果耶さん)が生活保護に真剣に向き合う姿とその思いが映画の中で時折挟まれながらストーリーが展開して行きました。円山幹子が自身の仕事に熱心だった理由が見続けていると段々紐解かれて行くような展開になって行きました。幹子は10年後のかんちゃんでした。

最後のほうのシーンで笘篠が生活保護の担当者として自らの仕事を一生懸命していた円山幹子に「なぜそんなに強いのですか。」と問いかけるシーンがありました。強いように人に感じさせるほど頑張らないと行けなかった円山幹子の哀しみが深くまで浸透しているのがよくわかりました。また、最後のシーンで、自身が震災で受けた本当の気持ちを書き留めていた手紙では、本当に困っている人々にもっと声を上げてほしいという痛切な思いが訴えられていました。

「死んでいい人なんていない。」という利根が大人になった幹子に語っていたシーンがありました。利根はこの一連の事件の容疑者が誰だったかを気付いていたのですね。この言葉はいろいろな深い意味を持っていて辛くてもその辛さを別のエネルギーに変えて行って生きて欲しいというような心の底から叫びと切ない哀しみを含んでいたようにも思いました。利根の言葉は、印象的ではありましたが、引き戻すことがもうできないと思っていた幹子の心を救った言葉は、「おかえり。」という言葉でした。「おかえり。」というたった四語の言葉にいろいろなものが凝縮されている言葉だったのですね。震災で大切な人たちを失い、多くのものすべてを失って、自らも心の傷を背負いながらも、護れなかった人への思いもすべて背負って寄り添ってくれる人々と逞しく強く生きていくことが護られなかった人たちの思いを永遠に繋げていく尊い生き方なのかもしれないでしょうと物語っていたかのようにも思いましたが、頭の中で思っていてもなかなか心が付いていかないことなのでしょうとも思いました。

10年前の震災で幼かった幹子に差し伸べてくれたけいへの思いとリンクして心を閉ざさず声にしてほしいと訴え続けたその思いの延長線上にあった幹子の果てしない哀しみが深過ぎてとても悲しく切なく感じましたけれど、幹子の哀しみに寄り添ってくれている利根と一緒に逞しく強く生きて行ってほしいと思いながら見終えた映画でした。

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8月21日

2022年08月22日 | ひとりごと

朝から雨が降っていた日曜日でした。その雨はお昼前には止んでました。日曜日に雨が降るとなんだか元気が出てこないのはなぜでしょう。雨が降っていたので、どこにも出掛けず1日自宅で過ごしました。昼から雨が止んだので出掛ける気力があれば出掛けるのですが、湿度が高く蒸し暑かったので、結局出かけず家の中でテレビを見ながら何をするでもなくぼ~っと過ごした日になりました。こんな日もたまにはいいものです。

あり合わせの前の日の晩ご飯の残り物の手巻き寿司と賞味期限切れまじかの卵豆腐と冷蔵庫にあった白天と朝ごはんの残りの野菜サラダのお昼ごはんをいただきながらNHKののど自慢の番組を見ました。石垣島からの生放送でした。出演されていた方々が歌を披露されていて合格の鐘が鳴るか鳴らないかなどと当てながら楽しみました。ゲストのBEGINさんが歌われていた「島人ぬ宝」や夏川りみさんの「芭蕉布」の歌は石垣島で歌われていたのでいつもよりその歌に込められていた思いがよく伝わってきたように思いながら見終えました。

午後2時からBS日テレで放送されていたプロ野球の阪神対巨人戦をテレビで観戦しました。阪神は佐藤選手や才木投手の活躍でこの日も巨人に勝利し、4連勝でした。前の日は、藤浪投手に勝ち星が今季初めて付きましたし、久々の安心して見てられる試合展開が続いていますので、このまま安定した試合をし続けて行ってほしいですね。

晩御飯は冷蔵庫にあった食材でうどんすきをして、固くなりかけていたごはんでおじやをしていただきました。

晩にBSプレミアムで放送されていた『新・BS日本の歌』を偶然掛けてみたらチータの『ありがとう』の歌を聴くことができて懐かしかったです。

前の日の20日の晩遅くとこの日の晩に、今年初めて虫の声を聞きました。虫の声を聞くと秋の気配を感じますね。蒸し暑い日が続いているから秋のことをまだ考えることはほとんどないのですが、少しずつ秋がやってきているのを知らしめてくれた気がします。とりとめない日常生活の一コマを綴ってみたささいなひとりごとでした。

 

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