4月5日、三春の滝桜(福島県)を見に行きました。
樹齢1000年以上の日本三大桜のひとつである三春の滝桜は4月1日に満開になったと発表されてから5日が経っていました。以前から一度訪れて見たかった滝桜にやっと会うことができました。
この日は平日でしたがたくさんの方々が見に来られていました。
滝桜はエドヒガン系のベニシダレ桜で高さ13.5m、幹回り8.1m、年回り11.3m、枝張り東へ11m、西へ14m、南へ14.5m、西へ14mあると記載されていて、その大きさが一目見るとよくわかる雄大で立派な桜でした。
1000年もの間、この地に立って人々に愛されてきた歴史を感じる桜でした。
國天然記念物に指定されてから今年で101年目を迎えた滝桜です。
以前、藤城清治さんが切り絵で描かれていた滝桜を見てからもさらに一度見てみたいと思っていたのでまだ満開だった日に来ることができてよかったです。
今年は3月27日に開花し、4月1日には満開になるという観測史上最も早く開花し、満開になった年になったそうです。7日の風と雨の影響で今は落下盛んの状況だそうです。
瀧桜を見下ろす高台に上って見たかったですが、時間があまりなかったので下のほうから滝桜をしばらく観賞しました。
滝桜の周辺にも立派な桜がたくさんあり満開の美しい風景を作っていました。
駐車場から滝桜が立っていた場所までは坂道もあり、結構歩かないと辿り着けませんでした。滝桜観桜券を購入した場所では車椅子をお借りできたので同行していた父を載せてここまで来るのはちょっとしんどかったです。
途中、水仙や桜が咲いている場所がありましたし、お土産を買ったり飲食できる場所も設けられていました。観桜券を買うときも長い列ができていて、混雑していました。この日、新幹線と磐越東線を乗り継いで、午前11時半ごろ三春駅に到着し、駅前から予約しておいた貸切のタクシーに乗せていただきました。シャトルバスやタクシーはマイカーと違う別のルートが設けられているので渋滞せずにこちらまでスムーズに辿り着くことができました。約50分くらい観桜して駐車場に戻りました。2時間くらいあればもっとゆったりと余裕を持って見学できたかもしれないです。