TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

スヌーピーフェスティバル2023

2023年08月23日 | 旅日記

8月12日、阪急百貨店梅田本店の9階で開催されていたスヌーピーフェスティバルに行ってきました。

こんなところにスヌーピーがいましたよ。

興味深かったメガネ 

スヌーピーのテント

スヌーピーのアイテムの多さはやっぱりすごかったです。この日、この会場に来られていた方々も相当多く、スヌーピー人気のすごさを実感してきました。午前11時前頃から会場内は歩けないほど混雑してきました。会場内を一巡した後、コンパクトに折り畳めるリュックを買って早めに退散しました。

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君たちはどう生きるか

2023年08月23日 | 映画鑑賞日記

ジブリ映画『君たちはどう生きるか』を観賞してきました。

宮崎駿監督の最後のアニメかと言われており、公開初日から反響を呼んでいたアニメなので映画館で観賞しておこうと思って見に行きました。原作は読んでいませんが漫画版は何年か前に読みました。この映画はこの原作とはほとんど関係なく作られていて、違ったストーリーになっていました。主人公の少年牧眞人が亡くなった母親久子から託された『君たちはどう生きるか』の本を読んで涙していたシーンが出てきていたことと、その本を読んで眞人の行動や考えや思いが変わって行ったのが描かれていたことがこの原作との唯一の接点だったような気はします。

戦争の空襲で入院中の母親を亡くした眞人は父親が経営していた戦闘機工場の移転とともに父と一緒に東京を去り郊外に疎開することになります。その疎開先は、父の再婚相手、母親久子の妹に当たる夏子が暮らす大きなお屋敷でした。夏子のお腹の中には眞人とは母親違いの子供がいました。父親と叔母に当たる夏子やお屋敷でお手伝いをしていたおばあちゃんたちに囲まれて暮らしていかなければならなくなった眞人の姿が最初のほうで描かれながらストーリーは展開して行きました。今までと違った環境下で暮らすことになった眞人の困惑や戸惑いの思いを巡らせる一方この環境に慣れて行かないといけないという眞人の気持ちが描かれていたのを見ていたら、両親が幼い頃に経験していた義理の母親や異母兄弟たちとの暮らしの中で眞人と似ていた境遇に晒されたんだろうなあと想像を張り巡らしながら観ていました。

眞人は疎開先で転校を余儀なくされ、同級生にいじめられました。眞人が石で自分の頭を殴打していたシーンが衝撃的でした。新しい環境に身を置かないといけなくなった眞人の困惑した気持ちや耐えないといけないと思う気持ちが交錯していた姿が少しずつ描かれて行ったのですが、御屋敷の庭にあった不思議な塔の中に入り込んでから次の展開に入って行きました。不思議な塔の中は、過去の異世界が詰まっていて、その中で、現世界とは違う異次元の過去を生きていたキリコやヒミや大叔父に出会います。キリコは大屋敷のお手伝いさんの昔の姿でしたし、ヒミは眞人の母親の子供の頃の姿でした。大叔父は異世界の主として統括していました。異次元の世界に入り込んだ眞人はそこで出会った彼らを通していろいろな体験をしていくうちに徐々に気持ちが変化し、次第に成長して行く姿が描かれて行きました。観始めたときはなんだか理解するのが難しい作品だなあと思いましたが、最後のほうまで観るとこの映画の全体的な内容がなんとなく把握できたように思いました。

アオサギやペリカンやインコなどの鳥がたくさん出てきて、鳥の怖いイメージが植え付けられていたこと、最後のほうでアオサギが眞人と友達同士になったシーン、おばけのQ太郎の弟のO次郎のような生まれる前の白くてまん丸の生物ワレワレがいっぱい楽しそうに浮かんでいたこと、屋敷のおばあちゃんの歩き方が独特でお尻がかわいかったこと、お屋敷などで咲いていた花々や背景がとてもきれいだったこと、池に浮かんでいた睡蓮の花が咲いていたのが閉じていたシーンなどが特に強く心に残りました。

最後のほうまで観終えるとジブリ作品のいろいろなシーンを思い出すような色合いがところどころで出てきていた作品だったと思いました。

エンドロールで声を担当されていた方々が名俳優さんや著名な方々ばかりだったのを知りました。

映画を観終えた後に、この映画のあらすじが書かれていたサイトなどを読むともっと理解できたように思います。2時間半ほどの上映時間でしたが、ちょっとしんどかったと思った映画でした。

 

 

 

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