8月11日、伊吹山に行ってきたときの続きです。9合目の駐車場から西登山道を少しだけ歩いてみました。
西登山道のところにある芭蕉の句碑
西登山道の入口付近ではパネルが展示されていました。そのパネルには先月登山道の一部が大雨で大規模な土砂崩れがあったそうで、当分の間、麓からは登山できないというのがよくわかる登山道の写真が掲載されていました。他に伊吹山を取り巻く環境の変化がわかる写真が紹介されており、たくさんの鹿による環境の変化も深刻だという現実を知りました。
この日は山の日で西登山道の入口で先着300名に伊吹山に咲くいろいろな花のデザインの絵が描かれていたトートバック、伊吹山植物ガイドの花の冊子が先着1000名に配布されていていただいてきました。テレビカメラの方もこの付近で見掛けました。朝日放送などのニュースでこの日の伊吹山の様子が流れていたようです。
いただいたトートバックのデザインを見ると売店で買って帰ったバームクーヘンの箱のデザインと同じだったことに気が付きました。
この日は多くの方々で賑わっていました。友達と二人でやってきたので山頂までは行かずに西登山道を少しだけ登って登山道付近に咲いていた花々を少しだけ見歩きました。西登山道の入口付近では花の数はそれほど多くなかったです。
ルリトラノオ
クガイソウ
サラシナショウマ
シモツケソウ もう少し上のほうまで登れば見頃を過ぎてきたけれどまだ咲いていたはずのシモツケソウの群落がありますがこの日はその場所までは登りませんでした。
アカソ
クルマバナ
青空が眩しかったです。雲が早く流れて行きました。もう少し上のほうまで登って行くともっと花の数も多いのでしょうがこの付近で引き返し戻ることにしました。西登山道は他の登山道よりは勾配は緩やかなのですが、砂利道が続く登山道なので降りて行くときに石車に乗らないように下山しないといけませんでした。毎回伊吹山に来る度にこの西登山道を登り山頂まで歩くのでこの登山道は来る度に歩いてましたが、西登山道を利用して下山したことは今まで一度もなかったので、降りるときは砂利道で結構大変な西登山道だったのを初めて経験しました。
駐車場はお昼頃にはたくさんの車で埋まっていました。御嶽山や乗鞍岳はずっと見えてました。
またいつかいいお天気の日に時間を掛けて山頂まで登ってみたいです。だんだん年をとるのでいつまで歩けるかわかりませんが。
西登山道はひっきりなしに歩いて登って行かれる方々が多かったです。
伊吹山では、昭和36年9月の第二室戸台風のときに最大瞬間風速56.7mを記録したというのは有名ですが、台風7号が数日後に本州に上陸、接近する可能性がどんどん強まってきました。台風7号の今後の進路が心配ですね。
第二室戸台風がやってきたとき当時大阪市内の空堀町にあった自宅の部屋に入れた乳母車の中に乗せられて何事もなかったように映っていた自分の写真がアルバムの中に貼られていたのを覚えています。台風がやってきたときに母は乳母車に乗せて楽しそうに笑っていた自分の写真を撮影していたのです。この当時のことは全く覚えていないけれど無事に台風が通り過ぎて行ってくれたのがよくわかります。
台風7号の進路は本州のどこかに上陸、接近するのは確実なような進路予想なので、今は無事に通り過ぎてくれることだけを祈っておきたいです。