徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

【市場探訪】吉塚市場/評判の市場大学その後

2009年10月28日 | 仕事モード
JR吉塚駅東口から幹線道路挟んでちょっと奥手に吉塚市場はあります。高いアーケードの狭い路地、かなり老朽化して暗いけど、昔にタイムスリップしたような博多情緒が漂う市場です。実は数年前まで市場活性化のお手伝いしてまして、今回、久しぶりに博多商人塾のフォローでやってきました。以前と変わらない雰囲気、裸電球が似合う個店や筋々の懐かしい顔ぶれが私を迎えてくれました。近隣のスーパー出店で客足が減少気味とかしかし5年前に始めた土曜均市祭は恒例化され、いまでも客足が途切れないそうです。また、提案させていただいた市場大学(商店主が講師で消費者に手解きする)も大評判で、全国のメディアでも紹介されたとのことでした。今年からは大学の医学部の先生に依頼して健康相談室もやられているそうです。

店主の腕と奥さんの笑顔が輝く「石川鮮魚店」は娘婿の跡取りができ張り切っていますし、四筋交差に位置する手づくり漬物の「田中漬物店」は夫妻の掛け声が通りに響いています。肉質と価格に自信の「玉屋精肉店」は看板娘さんがいいですよね。目の前で揚げ立てを味あわせてくれる「平和蒲鉾店」は売上も上昇傾向だそうで、どこも大変ながら頑張っています。そのほか自慢したいお店もいっぱいありますが、旧態依然の販売スタイルは変わらないようですね。各個店の魅力となると、どこも駆け引きのない真正直な商いをやっていることでしようか?涙と笑いの人情味のある市場。ここを歩くと何か妙に落ち着きますね。大好きです。
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