コミュニケーションは伝える以上に聞くことが大事。今どきはネットや携帯の普及でコミュニケーションのあり方も様変わり、face to faceのみならず直接面と向かわない情報メディアでのやり取りまで行われているようだ。それゆえ尚更のこと双方向コミュニケーションの重要性が叫ばれている。
『急な坂道を車で上る時、運転に慣れている人ならギアを変えるはずだ。しかしコミュニケーションになった途端にアクセルしか踏まなくなる人もいる。自分の意見を押し付け相手を思い通りに動かそうとしたいのだ。そんな方法では空回りするばかりで坂道なんて登れない。相手の言い分をよく聞いて相手の話に同意したり相手を理解するための質問をしたりすると相手が理解され共感を得たと感じ、初めてこちらの話に耳を傾けるようになるものだ。』(マーク・ゴールストン)
社会生活においてコミュニケーションは身体中を駆け回る血液のようなもの。双方向コミュニケーションで自分と相手が「意思」「感情」「思考」を共有化することができるし、自分と相手が互いに良い関係で相互に理解を深めるWin−Winの関係になることもできる。相手の立場も考えてギアチェンジといきたいものだ。