【現場報告】山陰初の生鮮市場型スーパー

マンネリ化のスーパーが生き残りを懸け、生鮮市場型スーパーマーケットに生まれ変わる実例を紹介します。ここ山陰では恐らく初めての業態、初お目見えと言ったところでしょうか。
失礼ながら基本もなく、意識も体質も旧態依然、変化を拒み続ける面々の尻を叩いてその気にさせるのはもう大変なことでした。当然、新たなスキルやノウハウなど受け入れるキャパもありません。
だから従来のセオリーとはまったく違う、中味を変えるのではなく先に形を変える方法を採用、初めてのことでした。和服着せたヤンキー娘が歩き方から意識まで変わってしまうというやり方です。

リニューアルの計画や段取りはいくつもの指導経験から手慣れたもの。実際指導のスーパーや近隣スーパーの視察などにも出掛け自分達もやれる！という自信をもってもらいました。
リニューアル前日から現地に入り現場指導、どうにかこうにか１日半でオープンにこぎ着けましたが、オープン前夜はサラリーマン時代と同じように、天気や客足が気になり眠れませんでしたね。当日は競合大手の火曜市、地元小学校での校区運動会に生憎ぶつかり苦戦のようでしたが、まあそこそこの客足でした。
店内作業場を作り、対面コーナー、樽販売、バイキングからピンマイクでのライブ販売まで、まさに市場スタイルの仕掛けを講じたのでした。あとはスタッフが期待通りに踊ってくれるか？お客様は驚きと感動を覚えてくれるか？心配の種は尽きません。
まだまだ市場スタイルとして進化が必要ですが、今後の成功いかんでは商圏が拡がるのは確実で口コミで客はいっぱい集まるでしょうね。ただこういった客をくれぐれも裏切らないようお願いしたいものです。

紆余曲折はありましたがスタッフ全員、やっとスタートラインに立つことが出来ました。あとはしっかりとチェック＆フォローに軌道修正！単発花火に終わらないようにしなくてはなりません。とにかく皆さん頑張りましたね。お疲れ様です。リニューアル現場からのリポートでした。