【現場通信記】希望は持ち続けたい年の暮れ

今年も残り僅か、皆さんにはどんな一年でしたか？良かった、まあまあ、期待外れ、悪かったなど一概には言えないでしょうが、また年が越えられるということは来年に希望が持てる！リベンジが出来る！ということでもありきっと幸せなことなんですよね。

振り返ってみると、世の中、災害や事件、事故、偽装や詐欺など不幸な出来事ばかりが頭をかすめて、良いニュース、何かありましたかね？政治は、打開策も示せない弱小野党に対して自民党独裁政権は強まるばかり、しばらくは庶民の痛みを無視してやりたい放題が続くでしょうね。経済はアベノミクスに尽きるようで？大企業と言われる強者は好景気に浮かれ、反面、弱者の中小零細企業は資金繰りと借金返済で明日をも知れぬ状況。弱者の戦略で巻き返そうと試みても既に手遅れだったりしてね。
消費はと言うと、やっぱり４月１日の消費税８%の影響は大きく、消費減退に拍車を掛けているみたいです。株主や資産家などの大金持ちはカネに糸目付けず優雅な日々、一方、自称中流は無駄を省いて暮らし防衛、極貧生活者はひたすらじっと耐え忍ぶというパターン。年金制度も破綻状態で先行き不安を抱える人は目白押し、いよいよ貧富の格差は広がるばかりです。

恒例のあちこち視察、今どきは元旦から開ける店も増えて昔のような賑わいはありません。それと客が集まるショッピングセンターやスーパーマーケットの明暗もはっきりして、勝ち組は駐車場もレジも長蛇の列、反して負け組は打つ手なしといったところでしょうか。そんな中、小倉の台所、旦過市場は活気ムンムンの歳末ムード、店主さん達に「頑張るねぇ！」と声を掛けてきましたよ。庶民の暮らしはさらに厳しくなるようで、でも、希望だけは持ち続けたい年の暮れ、来年もよろしくお願いいたします。