徳ちゃん繁昌リポート

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【世相に一言】買い物弱者は深刻な社会問題

2014年05月20日 | 出張先々
まだまだ若いと思っていてもシニア後期世代、その内シルバーになって悩むのは老後の年金?健康?余暇?・・・・・嫌々一番困るのは毎日の食生活、その買物じゃありませんかね。高齢化が加速する中、いま正に全国に600万人とも1000万人とも言われる買い物弱者(買い物難民)の問題がクローズアップされています。

中山間地域とか離島ばかりじゃなく都会の片隅、空洞化した旧市街地や郊外の団地や住宅地でも実際に起こっています。商店街はシャッター通り、路面店も後継者不在で店を閉め、スーパーはというと採算合わないと地元の消費者見捨てて勝手に撤退を決め、近い将来、街に残ったのは廃墟のような住いだけ、寝泊まりはできても暮らすことも困難になるのです。核家族化で老夫婦の二人暮らしや老々介護も始まり車イス生活や独居老人の数も確実に増加、歳で車の運転も止め近いスーパーまで徒歩1時間?コンビニあっても生鮮食品はなく毎日の食事にも事欠く始末なのです。ネット通販で頼めればいいのですがシニアからシルバー世代にはパソコンなど無用の長物?60歳代で携帯電話もメールは苦手という人も多いようです。かと言って買い物代行業者に頼むのも有料だし、まして年金生活で細々な暮らしなんですよね。

近未来、誰もが老いて直面する訳で今から答えを見つけ出さないと他人事では片付けられない大問題ですよね。いま鹿児島出張からの帰りですが、こんな現実があるのに政治も行政も業界も対応や動きがちょっと遅いのでは!?自分らのこととして利益や採算性を度外視してでも本気で買い物支援に取り組みましょうよ。

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