【現場通信記】遅かれ早かれこのままでは！？

シルバー層をターゲットとした婦人専門店の経営危機！？主たる客の年代が７０歳後半から８０歳代、超高齢化で入院したり寝たっきりや介護状態、あの世に旅立つ長年のお客様もいて、動脈硬化と客離れが急速に進んでいるのです。

当然わかっていたことですが、今頃になって若い客を取り込んでいたら？と嘆いても後の祭り、最大の原因は胡坐かいて客を創り続け努力を怠っていたからでしょうがね。せいぜい団塊世代の６０歳後半の女性でもと思っても無理みたいで、都会のデパートや専門店ならまだしも、郊外の客通りも少ない商店街や路面店では・・・・・・・流行やトレンド？限られた品揃え？高めの価格設定？それにこの世代の女性は顔の見える息苦しい販売スタイルを毛嫌いする傾向があり、なかなか取り込むのは厳しいでしょう。それにクローゼットやタンスにもワードロープが揃って今さら慌てて買う必要などありませんからね。

このままでは早かれ遅かれ淘汰される運命の婦人専門店、一体どうすればいいのでしょうか！？そう、究極策として新たなターゲット客のニーズを取り込んだ発想もあるにはありますが、こればかりは占い師じゃないんで、まずは商圏内の調査や分析が必要なんですよ。それに小さな経営革新といっても固定概念に凝り固まった店主の意地もあり、実行までには並み大抵ではない訳でして、こればかりは無理やりという訳にもいかず意思を尊重するしかありませんね。