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気心知れた兄夫婦とのんびり一泊二日の山口・山陰地方の旅。ただ、花粉症ピークが重なり薬と対策グッズはもちろん持参、どうにか今のところは持ち堪えている。このコース、仕事で何度か訪れたが久しぶりに見る景色は懐かしかった。
新幹線こだまで新下関駅着、そこから駅レンタカーでカーナビ・ドライブを始めた。幕末～明治の偉人もいいが、やっぱり気持ちは湯本温泉、大浴場と露天の湯ざわりは格別で日が落ち冷え込む頃には寒を芯から温めてくれる。夕食は牛すき焼き・あわび踊り焼き・ふく刺・イカ姿造り、そして長州鶏の天ぷらなどのグルメを満喫する豪華会席膳、オッサン二人の話しは尽きず、部屋に戻って呑み直しとなった。
兄と一緒の温泉は何度目だろうか。朝風呂の湯気の中に見つけた笑顔、古稀迎えたと兄の背中が急に小ぢんまりと感じられた。今日も予定いっぱいで出掛ける前の検討会、早くも次回の旅の候補地も飛び交い気まま旅は大盛り上がりだった。"
