受験シーズン真っ只中、誰しも経験したラストスパートの辛い冬は昼と夜が逆転していた。半世紀以上経てば思い返しても殆どが忘却、当時は希望と不安の狭間、現実の焦りで岩壁に立ちすくんでいたのかもしれない。
『何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。』(高橋尚子)
こんな時こそ、応用&難問も必要だが将来も成就したいなら深く「基本」を極めることだ。「基本」は受験だけでなく生涯通して栄養分となり生かされるだろう。最近の事すら忘れがちな年齢だがお陰で過去学んだ歴史の事柄、数学の公式、化学の反応式、書籍や絵画・・・など今でもすらすら答えられる。日本中のあらゆる受験生諸君に受験の神髄と合格祈願のエールを贈りたい。