【現役奮闘記】店長決断！パートの総入れ替え

このシリーズは４３歳までスーパー業界に在籍していた私の体験実話をブログにまとめたものです。必死に正々堂々と生きてきたサラリーマン人生の２０年間、まだまだ失敗談や苦労話し、アイデア捻出法等などテンコ盛りですが、今も昔も組織の中に身を投じての共通項は沢山あるようですね。３０歳代前半のノンフィクションです。

人事異動があって半年経ったある日のこと、新任店長は誰もが無謀とも思える一か八かの決断を下し、迷うことなく実行したのでした。
それまでの部門は若手社員のチーフがほとんど権限も持たずベテランパートの顔色見たり言いなりなったり、お局様やお中老がいて統制できない状態でした。そのため新たな試みや対策もまったく打てず手をこまねいたのでした。歴代の店長も職場のトラブルを嫌って問題が起きないように善きに計らえ方式だったのでした。
新任店長は何を考えたのか？それらパートさんの全員を公平に配置替えしたのでした。職場に突如起こった改革に陰口や反論が吹き出し大変な事態になったのは言うまでもありません。しかし新任店長は自らの決断を翻すことは決してなかったのです。

結果的にはこの改革は功を奏し、ひとりのパートも辞めることなく、全員が気持ちも新たに再スタートをきったのでした。もちろん店長の株は上がり組織マネジメントも復権、同時に従業員の意識改革にも一躍を買ったのでした。店長さんの職を懸けた一大勝負！？結果よければすべて良しだったようですよ。