(前途多難?様々な体験をエッセイ風に綴った連載ブログ)
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社外役員のそこそこの収入を得て最低限の投資、敷地内のプレハブ事務所に電話&ネット回線とパソコン(覚えたて)、カラーコピー機、キャビネットなどを買い揃えてどうにか事務所の形が整う。あとはキャビネットに数々のクライアントの資料を山ほど並べる夢をみる。

「TVO」の語源はトーク・ビジョン・オフィス(Talk Vision Office)、即ち色んな夢を描いて叶える事務所の筈が実際には孤軍奮闘の発想(Imagine/Idea)とデスクワークの隠れ家になっていた。因みに創業してから2名ほど入社希望もあったが方向性合わずお断りした。

創業後数年経って自宅の門柱の上に金属製の「TVOビジネスコンサルタント」の表札を掲げる。名実ともに経営コンサルタントのスタートだったが所詮は奥まった住宅街、認知度なく問合せも来客すらある筈もなかった。その時に体裁じゃない、営業に勝るクライアント探しはないと肝に銘じたのである。