リタイアした同世代には悪いが、自営業は正に自由業で家族(夫婦)旅行は年に4~5回のペースで毎年出掛けていた。今さらリスク背負ってまで旅行の必要もないが、社会を助ける「GoToトラベル」なら参加しない訳にはいかないと思った次第。さしずめ九州の温泉で一泊ぐらい、新車のサポカーでドライブもいいかもと提案した。因みに決定権者は妻である。
日本各地・海外などいろんな観光名所や名跡に足を運んだが、何度手繰り寄せても鮮明な記憶は蘇えらない。交通機関、ホテル、温泉、食事、空港や駅降りてのレンタカーの記憶も途切れ、唯一、PCの日程表と写真の記録だけが楽しい思い出を彷彿させてくれる。歳は取りたくないものだ。
今は仕事以外に誰とコミュニケーション取る必要なく、息苦しい人間関係からも解放されてマイペースな日々を送っている。偶に夫婦の衝突もあるものの支え合う生活、口喧しくても妻の存在には感謝と言うことだ。夫婦、興味津々のサポカーに乗って買い物、駅までの送迎は妻に任せている。どうにかコロナ禍の新しい生活スタイルが定着しつつあるようだ。