〈私〉はどこにいるか?

私たちは宇宙にいる――それこそがほんとうの「リアル」のはずである。この世界には意味も秩序も希望もあるのだ。

壱年生に戻れたら

2008-04-23 | Weblog
いや~完全にご無沙汰しておりましたが、
ようやく更新できる余裕ができました。

職場異動になり、これまでの営業所の現場から
「本社」の庶務に異動となり、
現在完全に一年生状態で壱歩歩くにも教えてもらいながらという状況。
まるで新人で配属されたころのようですが、
あのころと違うのは当方が10歳近く年を食ったということで、
やはりそのことを実感します。
あのころは手取りあしとりで親切に教えてくれたのにな~
とか思うのですが、さすがに今やそうはいきません。
微妙なところで、
こういう新しく不安定な状況というのは
もともと非常に苦手で、
俺にはだめだよ~というこれまでの弱気の虫もあるのですが、
どうせ大丈夫だろ~みたいな感じもありで、
そのとき思っていることによって、状況の感じ方というは
かなりというかまるで違う感じがあります。
なんというか、ここのところがすごく肝心のような気がします。
というわけで明日も「だいじょうぶ」「できる」「ひとつひとつ」
と言い聞かせてがんばろう。
そのときはきかなくても、あとできいてくるということもあるさ~
ほんとうに、ここのところがとても大切だったのではないかと思うのです。
それを生かせるかどうか。

ここのところそれ以外にも非常に忙しくて
ほんとうはそれどころではないにもかかわらず、
ずっとまえに古本屋で買っていた小説
『グランド・ミステリー』を読んでしまいました。
いやこの作者の文体の濃さは尋常じゃありませんね。
ひじょうに面白かった。
それどころじゃない、読んでちゃ駄目だ駄目だと思いつつ
読ませられてしまいました。
といっても筋がいまいち追えていないのですが、
真珠湾攻撃から敗戦まで、壱海軍将校を中心に、
時空が飛んだりああなったりこうなったり…
と、その辺の超能力話も面白いのですが、
なんというか作者のきわめてニヒルな、しかしそれだけにとどまらない
ひとすじなわではいかない人間観、
日本という国に対するひじょうに乾いた拒絶感・絶望感、
加えて異常に細かい軍隊・兵器関係の描写が、
なんかすごく琴線に触れてしまったという次第。
といっても末尾の硫黄島戦の描写がかなり誤っているのはいただけませんが。
これはこの作者のほかの作品も読みたいなと思わされました。
そんな時間ないってばさ。




4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さっそく (元・つけ屋)
2008-04-26 01:37:47
こんばんは(^.^)三谷様

お言葉に甘えまして、リンクさせて頂きました。
o(><;)(;><)oどんな職場でも、住めばエドはるみ?毎日、おいしいランチが選び放題と思えば・・・うらやましい^-^;
返信する
さっそく (元・つけ屋)
2008-04-26 01:42:41
m(_ _)m途中で切れてしまいましたので、追記させて頂きます。

o(><;)(;><)oどんな職場も、住めばエドはるみ?毎日、おいしいランチが食べられると思えば・・・う~ん、うらやましい。
返信する
さっそくパート3 (元・つけ屋)
2008-04-26 01:50:44
あれ?また、切れました。改めまして本文を・・・どんな職場も、住めばエドはるみ?毎日、おいしいランチが選び放題と思えば・・・う~ん、うらやましい。さてさて、今回は投降じゃなくて・・・投稿出来たでしょうか?
返信する
Unknown (陸攻連山)
2008-04-30 00:28:28
元・つけ屋様、コメント並びにリンクありがとうございました! なかなか余裕がなくご返答遅れ失礼しております。こちらもさっそくりんくはらせていただきました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
いただいた?幻の試製「連山」画像、プロフィールに使わせていただいております! 陸軍の機体かとずっと思っていましたが、海軍発注の機体だったのですね。海軍が重爆を発注し、正式名称は陸上攻撃機、なんだかちぐはぐです。それにしてもついに日本が四発重爆を作れなかったのはやんぬる哉、二式大艇あたりから流用しちゃえばいいのにというのは、きっとシロウト考えなのでしょうね…
おいしいランチ、ランプ亭か吉野家です…塩食堂、いろいろ評判がありましたが、思えば結構おいしかったです。
返信する

コメントを投稿