いつもながら私事ですが、かつてかなり自信がなく落ち込み癖があって、そのことを何とかするために臨床心理学系の授業に出、本を読み、そしてかなり幸運にもサングラハ教育・心理研究所での学びにたどりつき、いまでもそれを継続しています。
ありがたいことにかなり自信も回復し、元気になったのを実感しています。ちょっと前に較べてもずいぶんマシになったような気がします。人からそういわれることもあるので、多少は客観性もあるのでしょう。
かつては人間というのは育ちとか遺伝とかで規定されてしまっていると思っていたのですが(心理学には、いろいろいいながら結局そういう運命論に陥っている学説が多いように見えました。だから学べば学ぶほど元気がなくなるのではないでしょうか)、人というのは20代を過ぎてもかなり変われるのだなと、自他を見ていて思います。もしこの拙文を、落ち込み・うつ・自信喪失をなんとかしたくて模索している方が見られているとすれば、心理的な自己改善はかなり楽勝だということをお伝えしたいです。
しかし、学んできたはずの「コスモス・セラピー」(PHP新書『生きる自信の心理学』参照、また著者の岡野先生のブログを左のブックマークより)のある意味自己改善に関する決定的な内容に比して、自分の回復度・成長度はまだまだだなと感じます。
いろんな面で、まだ自信がないというセルフトークの循環と、それにもとづく「その面でダメな自分」というセルフイメージというパターンをやってしまっています。
で、きょうあらためて勉強していて気づいたのは、これは何度も聴いて学んでいたはずのことですが、反省だと思ってやっている「おれはこういうところが足りない」「ここがまだまだだ」という自己確認それ自体が、自分の短所のほうに目を向け、注目し、それを拡大してしまう結果になっているのだということです。
前掲の本を引用すると
「自分の長所や能力が『少ない』こと、『足りない』ことばかり気にしている――つまりそちらにばかり心の目が向いている――と、もう確実に自信喪失になる」
じつにそのとおりだと感じます。そうではないでしょうか?
そういう、自己反省ならぬ「劣等感の再生産」は、考えてみれば当たり前なのですがまったく生産的でないので、これをかぎりにぜひやめたいものです。
そのためには、現に与えられている能力と長所をしっかり認識し、目を向け、集中すること、まずは心の技術として他人との比較のモノサシを取っ払ってそういうふうに自分を徹底的に絶対評価すること、そしてそれを言葉にし文字に書き出し反復・継続して練習していくのみ。
それにしても、こういう心に関わる実践については、「わかる」だけではクスリの効能書を勉強したのと同じで、「実行する」、つまりクスリを実際に飲むことが大切なのだと、何度目かですが痛感できたような気がします。
またまた、やっとの改善意欲が習慣に流されぬよう、がんばりたいものです。
それはそうと、今年11月を予定に、さきに書きました大井玄先生(東京大学名誉教授・前国立環境研究所所長)、小澤徳太郎先生(環境スペシャリスト、近著『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』朝日新聞社)および研究所の岡野守也主幹の、三者によるシンポジウム「日本を〈日本を緑の福祉国家〉にしたい!(仮称)」が、いよいよ本格的に実施される運びとなり、企画運営に一員として参加させていただくことができ、とても光栄です。
なんとしても成功させたいものです。
ゴミを減らそうが車に乗るのを控えようが、加速度のついた目下の地球的な環境危機には気休めにもならないのを感じるので、なおさらです。
そしてこれは現在の自分にとって可能な、一番の「環境配慮行動」だからです。
さて、こういう「現実社会で人を動かす」というような状況は、自分の場合は上に書いたような苦手意識の悪循環がひじょうに起こりがちな領域なのですが、そういう過剰反省がさらなる悪循環を生まぬよう、そして出来ること・出来ていることからの良循環から、まずしっかりやっていきたいと思いました。
お読みいただきありがとうございました!
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ありがたいことにかなり自信も回復し、元気になったのを実感しています。ちょっと前に較べてもずいぶんマシになったような気がします。人からそういわれることもあるので、多少は客観性もあるのでしょう。
かつては人間というのは育ちとか遺伝とかで規定されてしまっていると思っていたのですが(心理学には、いろいろいいながら結局そういう運命論に陥っている学説が多いように見えました。だから学べば学ぶほど元気がなくなるのではないでしょうか)、人というのは20代を過ぎてもかなり変われるのだなと、自他を見ていて思います。もしこの拙文を、落ち込み・うつ・自信喪失をなんとかしたくて模索している方が見られているとすれば、心理的な自己改善はかなり楽勝だということをお伝えしたいです。
しかし、学んできたはずの「コスモス・セラピー」(PHP新書『生きる自信の心理学』参照、また著者の岡野先生のブログを左のブックマークより)のある意味自己改善に関する決定的な内容に比して、自分の回復度・成長度はまだまだだなと感じます。
いろんな面で、まだ自信がないというセルフトークの循環と、それにもとづく「その面でダメな自分」というセルフイメージというパターンをやってしまっています。
で、きょうあらためて勉強していて気づいたのは、これは何度も聴いて学んでいたはずのことですが、反省だと思ってやっている「おれはこういうところが足りない」「ここがまだまだだ」という自己確認それ自体が、自分の短所のほうに目を向け、注目し、それを拡大してしまう結果になっているのだということです。
前掲の本を引用すると
「自分の長所や能力が『少ない』こと、『足りない』ことばかり気にしている――つまりそちらにばかり心の目が向いている――と、もう確実に自信喪失になる」
じつにそのとおりだと感じます。そうではないでしょうか?
そういう、自己反省ならぬ「劣等感の再生産」は、考えてみれば当たり前なのですがまったく生産的でないので、これをかぎりにぜひやめたいものです。
そのためには、現に与えられている能力と長所をしっかり認識し、目を向け、集中すること、まずは心の技術として他人との比較のモノサシを取っ払ってそういうふうに自分を徹底的に絶対評価すること、そしてそれを言葉にし文字に書き出し反復・継続して練習していくのみ。
それにしても、こういう心に関わる実践については、「わかる」だけではクスリの効能書を勉強したのと同じで、「実行する」、つまりクスリを実際に飲むことが大切なのだと、何度目かですが痛感できたような気がします。
またまた、やっとの改善意欲が習慣に流されぬよう、がんばりたいものです。
それはそうと、今年11月を予定に、さきに書きました大井玄先生(東京大学名誉教授・前国立環境研究所所長)、小澤徳太郎先生(環境スペシャリスト、近著『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』朝日新聞社)および研究所の岡野守也主幹の、三者によるシンポジウム「日本を〈日本を緑の福祉国家〉にしたい!(仮称)」が、いよいよ本格的に実施される運びとなり、企画運営に一員として参加させていただくことができ、とても光栄です。
なんとしても成功させたいものです。
ゴミを減らそうが車に乗るのを控えようが、加速度のついた目下の地球的な環境危機には気休めにもならないのを感じるので、なおさらです。
そしてこれは現在の自分にとって可能な、一番の「環境配慮行動」だからです。
さて、こういう「現実社会で人を動かす」というような状況は、自分の場合は上に書いたような苦手意識の悪循環がひじょうに起こりがちな領域なのですが、そういう過剰反省がさらなる悪循環を生まぬよう、そして出来ること・出来ていることからの良循環から、まずしっかりやっていきたいと思いました。
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昨日は遅くまでお疲れ様でした。
とても楽しくそして充実した学びでしたね。
人前での実習は、かなり緊張すると思いますが、頑張りましたね。
これからもお互いに自分のものにできるよう学んでいきましょうね。
次は、もっと積極的にやりたいと思います。なにより、せっかくの機会なのですから。
ほんとうに、自分のものにしたいと思います。おたがいがんばりましょう!