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愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

【講演】東北地方と南予の縁(えにし)

2011年10月04日 | 災害の歴史・伝承
10月10日(祝・月)13:30から宇和島市の南予文化会館にて、

宮城県の鹿踊り(栗原市鶯沢)と宇和島八ツ鹿踊りの競演が予定されています。

宇和島の第53回市民文化祭の開幕イベントです。

鹿踊りの競演が第一部。



14:50からは第二部で記念講演会。

私、大本がしゃべります。

演題は「東北地方と南予の縁(えにし)ー民俗と歴史ー」。



内容は、

東北地方の鹿踊り、南予各地の鹿踊りの紹介。

東北地方から鹿踊りが伝播した背景となった歴史。

つまり伊達政宗の長男の伊達秀宗が宇和島藩主として入部したこと。

その秀宗に従って南予入りした家臣団。

そして江戸時代からの宇和島での祭りの歴史、変遷。

などなど、約1時間、話します。



入場は無料。

問合せ先は、宇和島市教育委員会文化課。0895-24-1111。



ちなみに、今回の講演の内容は、

東日本大震災を受けて、義援金を募る為に急遽開催した

4月の濱知の会。八幡浜市内で話した内容の短縮版。(あのときは90分話しました。)

5月の「だんだん会」。西予市宇和町で話した内容の拡大版。(30分の話でした。)

というわけで、既に聞いていただいている方も多いのですが、

宇和島では、今回、はじめて話すことになりました。


鹿踊りなど、南予の文化遺産に東北ルーツにものが多いことを、あらためて知る機会となればと思っています。