三重県南伊勢町を提訴していた地域おこし協力隊パワハラ訴訟は3月25日に和解が成立しました。和解後も町当局はパワハラの存在を認めていません。裁判に原告から裁判所に提出された「パワハラ表」を本ブログで連載しています。今回は、その12の部分を紹介します。同町はパワハラが無かったというなら原告が示したパワハラ行為に対して具体的にコメントすべきです。
パワハラ表の個人名は伏せてあります。
●「パワハラ表」
12.約3時間に渡り糾弾し,机を足蹴りすること
平成28年11月1日,被告の職員は,被告の南勢庁舎で,約3時間にわたり,原告や訴外●●●●に対し,怒鳴り声を上げて糾弾した。この糾弾の際,被告の職員●●は怒鳴りながら自分の机を足蹴りし,蹴ったはずみで原告らが座っていた机に激突した訴外●●●●は怒鳴りながら自分の机を足蹴りし,蹴ったはずみで原告らの机に激突した。この時は大きな音がして,原告らは●●の言動に恐怖を感じた(甲31の75頁,108頁,甲32の45頁)。