一期一会

一期一会の時間なんだなと思う今日の久遠の里、音楽ワーク。
プログラムや音を考えながら、いつものお顔を想像します。
いつもの・・・。

ここは短期利用の施設なので毎回同じお顔ぶれとは限りませんが、月に２回はおじゃまするのでサイクルも合い、お顔なじみがほとんどです。
そういえば、しばらくお見かけしないH子さん・・・。
それに今日はムードメーカーのHさんとEさんもおられない。

寝たきりでありながら、お声を聞くことはなかったけれど、確かに「ふるさと」をうたっておられたH子さんは遠くにいかれたそうです。
前回お耳もとでうたわせていただいたEさんは、いよいよ体調が変わり入院されたようです。
Hさんはきっと次回までには戻ってこられるかな。。

今日はなぜか、全員のノリが悪く私もつなぎがうまくいきません。
しょんぼりしないように盛り上げるのですが、気がついたら用意してあったプログラムの２曲をうたわずに終わってしまいました。。はじめてです。
久遠の里はわたしひとりのステージではありません。
みんなのキーでうたい、プログラムも時間や季節にリンクしたもの。
みなさんの反応は正直ですから、私の自己満足は御法度。

今月はあと一回。
同じお顔ぶれに会えることを祈りながら・・・
ワークのプログラムを練ります。。
職員のみなさんのご協力に感謝します！


夕方、以前ホスピスの集いでうたわせていただいた時に知り合った、Tさんご自身からお電話が・・・。
これも一期一会、申し訳ない気持ちいっぱいになりました。
病院でのホスピスライブ後、長～～いお手紙をいただきました。

結局、私のライブではなく一番近かった子どもたちの夜桜コンサートにおみやげいっぱい持って会いにきて下さいました。
その後何度かホスピスの集いですれちがったまま。
昨日の電話で突然、突発性の難聴になり片耳が不自由になってしまわれたと。
もう片方の聞こえのあるうちにうたを聴きたいと・・・。

さて、どうするわたし。。


連日、レッスンの時間はアトリエの子どもたちのコンサートにむけ、ありったけの集中力を捻出しています。
終わると放心状態。
このコンサートもなかなか、、よい感じになりそうです。
身内だけではもったないかも・・・ちょっとした宣伝をして多くの方に聴いていただこうかな。
ゲストの夏秋文彦さんのステージもあるしね。

それにしても、今年のまとめと来年の準備が同時進行の日々。。
何か落ちがあるのではとビクビクしてます。