山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

感想文

2011-02-10 22:40:00 | 万歳峠
まだ万歳峠のお礼のメールが書けない人もありごめんなさい。
やっと気持ちが落ち着きました。
少しづつご挨拶します。

今日の予定を確認し、仕事メールに返信しながら、机周りの万歳峠の史料のコーナーを整頓しはじめ、これからへの想いを馳せたところ、携帯電話がなりました。

「そろそろ立ち直ったころだよね」と(笑)
何度か仕事をご一緒させていただいた行政の方からでした。
タイミングがぴったしだったので笑うしかありません ase2
私の落ち込み具合を懸念して直後の電話を遠慮して下さったとか、、、。
偶然にも新年度の企画の候補に考えて下さっていた時、新聞を読んで状況を予想し、今日の電話を下さったようです。

よく気のまわる人ですが、今日こそ彼女の言葉がしみたことはありません。
5月にリベンジ「万歳峠」&トークライブ 企画をいただきました。

「がんばらなくていいから、そのままもがいたり、苦しんだりしながらのうた語り、山本晴美の "いのちライブ" それやって下さい。 それが『いのち』の姿だから。」

私の心の何かが溶けていくような、優しい時間でした。
詳細はもう少したって打ち合わせが済んだら。。
ちょっと素敵な提案をいただきましたよ。

深く頭を下げ、電話を置いたところ、郵便屋さんがお届けに。
すごいタイミングで駿台甲府中学校の生徒の皆さんから感想文が送られてきました。
こんなに早く!!
全部読ませていただきました。

「中学生ともなると講演者に気をつかうものだ」とアトリエに通っている中学生と話した事があります。
承知にしても、作文、本音、ちゃんとわかります。
中学2年生の作文の裏にある気持ちも素直に読み取れます。
それは私には理解出来ることばかり。
本音は本音でうれしいことばかり。

多くの生徒が感じてくれた共通点と、さりげない1文が一気に「万歳峠」の今後の方向を示してくれていて、目の前が開けた感じ。
伝える私より、聴く力、感じる力、想像する力の勝利です。
みんなすごいね。

「このライブを成功させるためにはあなたたちの聴く力が必要」とお願いしました。
成功とは万歳峠を完成に近づけるためにということね。

この感想文を読み解きながら「万歳峠」は間違いなく一歩前進します。
お返事を書きたくなる感想もいくつかありました。

今後、ブログでいくつかお返事します。
それは私がもうちょっと元気でエネルギーがあったら、ライブでみんなに伝えたいことだったから。

みんな、感想文に取り組んで下さってありがとう。
先生方、ご指導ありがとうございました。
担当下さった齊藤先生、開催までの準備、最後まで迅速に対応下さり、本当にありがとうございました。


       


ポストにはさらに老舗のレストランからのDMに気になるメッセージが。
「新聞読みました。いずれお願いしたいと思います。」


今まで出会ったいろいろな人の顔が浮かびました。




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駿中ライブ

2011-02-10 22:38:00 | 万歳峠
  


  


  
                 
                 Photo Makoto M
  
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ぎゅっと

2011-02-10 22:35:00 | ここで愛ましょう
久遠の里さんで音楽ワークでした。
今日も102歳、103歳 お元気に参加下さいました。

I Love You
   You Love me

最初のあいさつが笑顔と一緒に飛び交います。

       


前回からうたっている「しあわせの唄」シリーズは大好評 symbol1
施設で利用者さん同士でコミュニケーションを取るのは案外難しそう?
ご病気や、性格や、事情もあれば何となく・・・仲良しさんは決まってしまいます。
今日は車いすをおじいちゃんとおばぁちゃんを交互に並べていただきました。
音楽に合わせたら、手だってにぎれるし、その手を上にあげて、全員で一つの輪になった感じに。
そしてその手をぎゅっとして。
手をにぎり合って、不機嫌な人はいません。
すごくいい笑顔。

手の痛む人は隣の人が思いやって、そっと。
元気な人はより高く。
うたがみんなをつなぐ、しあわせの唄。

微笑ましくていつまでもうたっていたい気分でした。
私の鼻声を気にかけて下さるみなさん、今日はより一生懸命うたってくれます。

「千の風」を聴いていただいた時、
あたたかな部屋の中を吹き抜けていく風を微笑みながら見ている人
目を閉じて感じている人
とても自然に「いのち」をうたう事が出来ました。
ここならではの深く、静かな「千の風」になりました。

「ありがとう」って気持ちがわき上がってきました。

みんなそれぞれにこの時間を楽しんでいます。
眠ってしまう人もいます。
何かを思い出すように自分のペースでうたわれる方も、元気よくリードして下さる方も。
楽器の楽しみ方もそれぞれだけれど、必ずひとつのうたを感じながら過ごしている共通の時、流れる空気に「人生」を感じます。
私もいずれ迎えるだろう老年期。
案外よい時間ですよ。

ぎゅっとにぎり返してくれる手は誰もが力強いものでした。



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