山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

願い

2011-02-06 22:00:00 | 万歳峠
疲れを認め、風邪を受け入れ、身をゆだねて過ごす一日。
昨晩は早寝したけれど、夜中に2度目覚める。
「万歳峠、書かなくちゃ・・・」
寝ぼけながらも「あぁ、今夜はいいんだ」と思い出しまた眠る。
繰り返し(笑)

自分が疲れている事を認めるのは、性格的にだめらしいけれど、昨晩は降参。
1日も熱があるわけではないけれど、だるいし、眠い。
疲れに身をゆだね、こころもからだも無抵抗。
治ろうとか、がんばろうとか思わないでみた。
もしかしたらMRIより正確に自分の状態がわかるかもしれない。


今朝の山日新聞記事をみて、思わぬ人たちからメールがきた。
ありがとう。
昨晩のブログも読んでくれている。

記事を読み、我が事なれど、若い記者の田中さんの「誠実」さがうれしくなった。
夏の取材の時も感じたけれど、田中さんにとって「万歳峠」はネタではないのだ。
役割は違うけれど、私と同じ気持ちで万歳峠を見上げている。
取材して下さったから持ち上げているわけではないよ。
とてもおとなしい方で、記者なのに人見知りする印象さえあるのだけど、ただのまじめさだけじゃない、ご自分の願いや想いをちゃんと私の役割に託して下さっていることが実感出来るのだ。
信じてくれてありがとう。
とても疲れているのだが、次に何をしなければならないか考えようとしている私がいる。
若い記者さんをがっかりさせたくない思いもある。



       

明日には元気になりたいな。
こころもからだも。

今夜の小雨はうるおうね。



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ここに

2011-02-06 21:57:00 | 万歳峠
万歳峠

2011年2月5日  駿台甲府中学校   初演

うた・語り・原作 山本晴美
写真・映像    松村 誠
音響       ROKU

     
                    Photo Rokuさん


北杜市須玉町若神子の道ばたの草むらにある石積み。
戦時中にここから若い兵隊さんが、家族や親戚村人たちに見送られ出征しました。
ここからいくつもの若いいのちを送り出し、帰る事のないいのちがありました。
ただの石積みにしか見えないこの場所は、今は言われなければ誰も気がつかない。
目をとじて深く息をすると聞こえてくる兵隊さんを送り出す、高らかな「バンザイ」の声。

ここは「万歳峠」。


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