やっと、実現しました。
感染症予防で延期が続き、今日を迎えられたことがとても嬉しいです。
河口湖町社協の外川さんが何度も、調整や準備の報告をしてくださり、不安なことは何もなく当日を迎えました。
朝9時半、すでにステージは整っていました。
こんなに静かに、穏やかに準備ができると、本番の気持ちの余裕が生まれるということを久しぶりに体感しました。
長いこと「万歳峠」に取り組んでいて、夏の予科練平和記念館のコンサートあたりから、自分の中で変わってきた心持ちがあります。
77年前の話をしてきたつもりが、今、世界に起きている事にそのまま当てはまるから、頭に描くシーンが「今」なんです。
ぞくっとします。
予定数より大勢のご参加。
当時をご存知の方もいらっしゃるから「海ゆかば」は会場からも呟きが聞こえました。
なんともいえない臨場感は、会場の空気がいつも以上にそうさせてくれるのでしょう。
政信さんの生きた時代に生きた人・・・
「本当に殴られた・・・殴られて 殴られて・・・」
私より、小さな体のおじいちゃん。
胸が締め付けられます。
敵国と戦うだけが戦争ではないのです。
主催は老人クラブ連合会さんですが、まだまだお若い方もたくさんご参加してくださいました。
ご両親を思う気持ちで涙されていました。
「万歳峠」今こそ世界に発信したいと強く思いました。
おかしな世の中です。
これだけ世界の情報が取れて、反戦の考えだって浸透しているのに戦いは起こる。
当時を生きた、政信さん・幸保さんの力を借りて・・・
世界中の兵士とその家族に届くように全身で叫びました。
戦争ではどちらが勝っても幸せになれないことを歴史が残しています。
連合会の会長さん、社協の皆さん
気配りのある楽屋、準備万端のステージで迎えてくださり、たくさんの参加があり・・・今日を無事に勤められて本当によかったです。
感謝の気持ちと、次のステージへの恩送りの気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
担当してくださった外川さん、本当にありがとうございました!!