僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

今日の独り言

2018-06-05 19:44:01 | たわごと
卓球の練習試合で、サービスが物凄く効いた日だった。

伸びる右横回転、ツーバウンドする右横回転、
左横回転、ロングサービス、下回転、
悉く相手がミスをする。

ちょっと気分が良いが、手加減をするべき相手には
あからさまにしないで、ちょっと加減して打つ。

男性にドライブしていただいて、それをショートで
返す。それを繰り返す。
そうしたらバックハンドが気持ち良いほど
相手コートに入る。

卓球って楽しいなーという瞬間だった。
楽しく思う気持ちは生きていくなかで
とても大切な気がする。

練習後、仕事をしていたら、Wさんが、
手作りの蕗の佃煮を持ってきてくれた。
ジャコも入っていて、とっても美味しそう。



続いて5年生のKちゃんが
ヨーグルトを持ってきてくれた。
あたかも乳がゆを釈尊に供した
スジャータのように。


顔に何か頂戴と書いてあるのかな😅
有り難いなー 感謝感謝✨

2018-05-29 21:10:00 | たわごと
ここんところ パソコンやスマホの見すぎじゃなかろうか、細かい字がメガネを通して見辛いときが多い。

もともと近眼なので、それようの眼鏡をかけているが、
文庫本や新聞を読むときは裸眼で読むと読みやすい。

このように老眼まっしぐらの私だが、遠くのものを
見分ける力とか動体視力は、ちょっと凄い❗

車を走らせていて、5メートル先に毛虫が横断していたり、雨蛙がピョコピョコしていたりしている光景を
しっかり認識して、決して轢くことはない。

また山で歩いて山菜のウドを探しているとき
道端から山の斜面上方3メートル先に
ヤマブキショウマやイタドリが沢山生えている中で
山独活を見分けることができる。
そして崖の下を覗き、草藪の中に数本の独活を知覚
するのが早い。

たぶん山奥であり谷底の形状の地形に生まれ烏天狗のように
霞や山の霊気を食べて育ったお陰かも😁知れない。

以上、自画自賛の僕の感性なりにけり。

二宮金治郎

2018-05-09 00:54:56 | たわごと
14歳の二宮金治郎が朝は早起きして久野山に薪を拾いに行き
夜は草履作りに精を出した。

薪を背負う銅像は、ここから生まれたのかも知れない。


青年期には、小田原藩家老、服部十郎兵衛の依頼で
服部家の改革に取り組み、なんと5年で借金1000両を返済し、300両の余剰金をもたらした。しかし謝礼は一銭

も受け取らなかったという。

ここからが本題、さて
あの人は二宮金治郎だと言われたら
何のことだかわかるかな?


答えは「自惚れている」「自慢している」ということだ。
どうしてだって?

しょっている(背負ってる)からだって


ついでに気が多い人は何ていう?

答えは「材木屋」だって・・・
木が多いから ハハハ😂

以上、卓球仲間から聞いた話なりにけり。

ちょっと愚痴に

2018-04-12 19:09:21 | たわごと
年度末を経て少々疲れ気味の僕の感性。

あまつさえ日曜日も花見に行く予定。

仕事を完璧にしようと思っても、どうしても野暮用に遮られ
思うように進捗しない。

一日が48時間あったらとか、パーマンみたいに身代わりになってくれるロボットがあったらなんて
子供じみたことを思う。

ため息をついても、御託を並べても、グタグタと愚痴をこぼしたとしても
誰かが助けてくれるわけでもない。

結局のところ自分自身で解決するしかないのだ。

今晩は少しボリュームをあげてビートルズにでも浸ろうと思う。

千客万来

2018-03-29 23:02:47 | たわごと
ある方から
あなたが来店すると、その後
お客様がたくさん来て忙しくなる
と言われた。

偶々巡り合わせが良かっただけだと
思うが
満更悪い気がしない。

仙台四郎や福助人形のように
多くの幸運を与えられるならば
多少の自惚れは許されるだろうか。

否、彼らはそんな自意識など
微塵たりとも無かった筈だし。

自分はどちらかと言えば
郭公の啼くような 奥行きのある
静寂さに寛ぎを感じる。

栄耀栄華

2018-03-18 10:02:02 | たわごと
邯鄲の夢という故事成語は、「枕中記」という書物に出てくる。

「一炊の夢」とか「盧生の夢」、「黄粱の夢」とも言い換えられる。

盧生が呂翁という道士に会って、自分の境遇を嘆き改善したいと訴える。
そうしたところ、枕を貸してくれ、寝てみると、みるみるうちに盧生は財力と権力を授かる。

時には冤罪で投獄されたり、紆余曲折を経たが、見事出世し、多くの人に惜しまれながら死んでいった。

けれど目を覚ました盧生の目には、まだ炊き上がっていない粟がゆが見えるだけで
まだ数分しかたっていなかったのだ。

また、芥川龍之介作の童話に「杜子春」がある。零落した主人公を仙人が助け一時的な大金持ちになる。
けれど、放蕩癖のある杜子春は金を使い果たしまた貧乏に逆戻り。
そこで、仙人に依頼し戦術を身に着けるため峨眉山に向かう。

様々な仙人が妖術によって見せる艱難辛苦に耐え続けた杜子春だったが、結局失敗してしまう。



世間の多くの人たちは、お金や出世欲に魅せられる。
なかには栄耀栄華を極め、権力を恣にするものも出てくる。

反して「たそがれ清兵衛」を書いた藤沢周平というひとは、決して驕らなかった。

娘の展子に「絶対に自慢するな、おごりたかぶるな! 謙虚でいろ」
と言い聞かせてきて
本人も清貧を貫いた。

ま、どちらがどちらだという事ではなく
人生は「邯鄲の夢」がごとくうつろいやすく、生々流転とするということだ。
古典落語の「芝浜」のように堅実にいきるのも佳きことかな かもしれない。

木枯らし紋次郎

2018-02-08 18:14:41 | たわごと
今日郵便局に行ったとき、吹雪いていたので、
「吹雪を連れてきました!」
と言ったら、ちょっと笑われて
局員の女性のひとりに
「木枯らし紋次郎だね」と返されました。
その方の後ろにいた男性局員に
「古いね~」と微笑まれ
その隣の若い男性に
「僕は再放送しか知りません!」
と言われていました。

最初に僕に返してきた女性に

「僕より年上だったんだね」
と軽口をたたいたら
やっぱりにっこりとしておりました。

宝くじって

2017-07-22 18:30:24 | たわごと
宝くじを買うことがありますか?

通常のジャンボ宝くじは1等の当選確率が1/10000000なので、

毎年100万円分の宝くじを40年間買い続けたとしても、

1等に当選する確率は13%程度なので、ほとんどの人が一生当たらないのは

当然の結果なのだそうです。

雷に当たるより当選確率が低いようです。

だいぶ昔、自分は3000円分買って
一度だけ3000円当たりましたが
交換に行くのを忘れてそのままでした。

絶対当たらないでしょうが
万が一3億円ほど当たったら
怠惰な自分がさらけ出されてしまうんでしょうね~

そんな気がします。

あるいは、すぐ顔に出るものだから
実は・・・って白状して
不幸のどん底へ真っ逆さま・・・というのもありそうですね。

水木しげるの漫画で
打ち出の小づちを売る会社が登場し
それを購入した男が、これ幸いにと好きなものを出していたら
あとで高額な請求がきて支払い不能になり
担保にしていた、家と奥さんと子どもをとられた・・・
そんな話がありました。

あと、自分が10億円当たったので
狂喜乱舞し
さあこれから豪遊しようという矢先
「予告編が終了しました」
と夢に男が出てくる話がありました。というのは、
夢を売る会社の従業員の商売だったわけです。

これから金を使うという本編を見たければ、もう何万円か支払うという話でした。

これなんか夢があって良いのではないでしょうか。


あまりにも日々お金に縁がないので
こんなたわごとが浮かんでくるのでしょう。

本音

2017-07-15 23:29:09 | たわごと
ブログとは自分の秘密とか書けないが、日記だと
危ない話も赤裸々に書けるよな。

不特定多数の人が見てるので、何でも正直には綴れないのだ。その点、島崎藤村は「新生」や「破戒」などで
自分をさらけ出した。

太宰治などは、ほとんどの作品に家族や知人、友人を登場させるものだから、親兄弟たちは戦々恐々としていたことだろう。

芥川龍之介の小説に、酔ったときの自分が本当の自分か、素面の自分が真実なのかがテーマの「ひょっとこ」があったが、酔いは気分を必要以上に高揚させるのは間違いないだろう。

私自身は、本当は、何でも告白したいのだ!
でも出来ないだけなのだ。

いっそブログやめて
電気消して
蝋燭の灯りだけで 日記をつけていこうか。

青春の瓦解

2017-07-04 18:03:21 | たわごと
君は一度も行ったことがない場所にいきたいという
彼はお気に入りのいつもの場所を訪れたいのに

彼は感銘を受けた小説やDVDに何度も目を通す
でも君は「一度見たでしょ」と一蹴する


そんな齟齬を繰り返すうちに
お互いの価値観が見えなくなったんだね

諍いが絶えなくなって二人は
別々の道を歩むことにした

君は彼の表面の優しさに惑わされてきて
取り戻すべき時間を放擲したという

けれどそれは違うと思う
彼の内面の一部を理解しようとして理解しきれず
彼の深遠な襞を捉えきれなかった

データをバックアップせずに
パソコンを初期化すると
エクセルやワードやピクチャーが消えていく

ただ現実は彼の脳裏から思い出は消えることはない
たぶん永久にない

情けない男が伴侶に去られ
孤独死を遂げようとも
己のアイデンティティーを守ろうとするが、

彼は女々しく思い出に涙するのだ
秋刀魚の詩の佐藤春夫ばりに
そのプライドは死んでいく・・・

君は都会に
彼はあくまでも山奥に