僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

いざ、山形大学

2017-06-16 18:52:23 | たわごと
山大工学部の学生が、小白川キャンパスから米沢に移行することを、渡米するという。

また山大のS寮からほかのアパートに移ることを、脱獄するというらしい。

詳しい説明は割愛するので、想像してほしい。

それから山大農学部の学生が鶴岡に移行することを左遷すると言われるらしいが、
そのいわれをRさんは知らなかった。

私の想像だが、山形県の左側に遷(うつ)るからだろうなと思う。

涙ポロポロ 思い出ぽろぽろ

2017-04-14 23:24:38 | たわごと
今日、山形市Tに暮らす人と話しをした。

その地区では自治会費が6000円で、他に公民館維持費で一万円、また名目は失念したが、別に3000円徴収されるそうだ。

結構、いろいろ経費がかかるのに吃驚❕

そのわりにバスの便は悪いし、コンビニもスーパーもないしとこぼしている。

まさに、「おらこんな村嫌だー」と歌いたくなるに違いない。

今は車を引っ張れるから良いが、高齢になったら
それこそどうしようもないと危惧している。

自分の生まれた場所も何もなかったけれど、自然だけはいっぱいで瑞瑞しい躍動感に溢れていた。

大学4年間は
東京の地下鉄のションベン臭さと、新宿の雑踏の圧迫感が息苦しくて、室生犀星の小景異情の心境だった。

人は、たぶんだが、便利さだけ追い求めても
その便利さに埋没して自らの生命を
短くしてしまうのかも知れない。


昔々のお話

2016-10-25 17:46:16 | たわごと


とある方から聞いた話

昔北山形駅の近く宮町に「ムーラン劇場」という歓楽場があった。


その建物を建てる時、奥州山口の親分の弟子が銀行に200万円の融資をお願いした。
協議の結果OKが出て、見事に「ムーラン劇場」はオープンに至ったのだ。

当時の銀行はそのような関係の方でも融資ができる緩い時代であった。

だから銀行の方々は、飲み屋に招待されたり、県民会館の○○ショーに無料で入れたりしたわけである。

なんとものんびりとした時代を経てきたのだなー

お久しぶりです(*^-^*)

2015-10-05 17:34:37 | たわごと
プライベートで色々ありまして、更新が叶いませんでした。

少し落ち着いてきましたので、また記事を書いていきたいなーと思っています。

それにしてもラグビー全日本大活躍で嬉しいです!

サモアの猪突猛進を一発でタックルして倒す姿に快哉を叫びました。

12日のアメリカ戦も必ず勝つことでしょう。

符丁

2015-04-23 17:36:41 | たわごと
市場でセリの時、数字を暗号化した符丁を使う。

築地市場では1から10までをチョ・オノジ、クノジ、スノジ、ダリ、メゥ、ロッポウ、セイナン、バンド、ガケ、ナラと使う。

奈良の中央市場ではピン、メノジ、ダイク、ランプ、オンテ、カミ、ホシ、バンド、キワ、ピンと使うらしい。


香具師(ヤシ・テキヤのこと)の符丁は
  一から順に、 やり ・ふり ・かち ・ため ・ずか ・みず ・おき ・あつた ・がけ ・ちぎ。
  やりは槍で、一本槍の意味。 ふりは二人。 ずかは静御前より。


語呂が良く縁起の良い魚卸商の符丁もある。

「わきいでたるみたから」
「つるかめのしまだい」
「しらはまのあさぎり」などである。

山形銀行の頭取・長谷川吉茂氏やきらやか銀行の相談役・長谷川憲治氏の本家は山形城下町で、かつて紅花商人として活躍した。

かなりの数量の紅花を京都で売りさばいた。

1854年頃の帳簿にも当時の符丁が残されていて、一、二、三、四、五、六、七、八、九、〇を

それぞれヨ、ロ、ツ、ア、キ、ナ、イ、カ、ノ、ヲ(〆、メ)
と使っている。

帳面に書かれた仕入れ値を相手に覗かれても判別できなくするための策だったらしい。

AMAZON クラシックカード

2015-01-16 16:15:56 | たわごと
ここ2週間のうちにAMAZONでいろいろ買っている。

時計、サイクロンスティッククリーナー、ネバーウエット、自動車・自転車ポンプ

エアゲージ、BD/DVDプレーヤー、HDMIケーブルなど。

とにかくネットでお買い物はクリックだけで済むので便利この上ない。

怪しい商品はレビューで明瞭になるので、あまりはずれがない。

ただ佐川急便やクロネコヤマトのお兄さんたちの仕事は半端ない。
とにかく息つく暇もない。細々(こまごま)とした商品の配達に忙殺されるのだ。

いずれにしても消費者にとっては便利なので、本や電化製品だけでなく
トイレットペーパーや洗剤などなんでもアマゾンで済ましてしまう。

自分はアマゾンクラシックカードというクレカを手に入れた。


利用時の還元率が1.5%とまずまずで、申込み特典として20000ポイントが付く。
年会費は初年度無料で、2年以降も一度以上利用すれば無料になる。
キャッシングはしないが、アマゾン好きの自分としては
持っていて損はないかもしれない。

本日の仕事

2014-06-16 18:13:31 | たわごと
今週は晴れマークが続くので、アパートの窓の上がちょっとひび割れた個所があるのでコーキング剤で補修した。
塗布した後へらで凹凸を綺麗に平らにした。これでしばらく大丈夫であろう。

昼は「たいかよしんど」で食事。
私は豚の生姜焼きを食べて、妻はから揚げと味噌ちゃんこのセットメニューを注文した。
お互い交換しながら食べたのですこぶる満腹である。

配達など頑張って、今現金出納帳がぴったり合って業務終了である。

今日は暑かったので少し疲れたなー
日本、コートジボアールに負けちゃったしなー

オークションに出した本が値上がりしてる!


今日庵の意味

2014-01-29 23:11:37 | たわごと






江戸時代初期の茶人で、茶の湯を大成した千利休の孫の千宗旦は、あるとき自ら創意工夫を凝らして新しい茶室を建てました。

そして今までの不審菴を三男の宗左(表千家の祖)に譲り隠居し、四男宗室と共に移り住みました。

生保三年(1646年)、彼はこの茶室の命名を、日頃尊敬する名刹・大徳寺の清厳和尚にお願いしようと思い、その旨を伝えて和尚を招待しました。ところが、当日約束の刻限が来ても、和尚は現れません。困ったことに宗旦は、その日もう一つ大事な急用が生じ、和尚の接待が済んだら外出することにしていました。時間は刻々と過ぎて、ついに出かけねばならなくなりました。

そこで、宗旦はやむなく弟子に

「もし、和尚さまがお見えになったら、今日の事情をよくお話して、明日もう一度お出かけいただくようにお願い申し上げておくれ」

と言伝して出かけました。

ところが、宗旦が出かけたのと入れ違いに、清厳和尚がやって来ました。和尚は弟子から宗旦の言伝を聞きましたが、せっかく来たのだから新しい茶室を拝見したいと頼みました。

そして茶室を見た後、腰の矢立を取り出して、そこの腰張りに

「懈怠比丘 不期明日(けたいのびく あすをきせず)」

と書き残して帰りました。《懈怠の比丘》とは「怠け者の僧」という意味で、時刻に遅れた自分を謙遜して呼んだものです。つまり、

「怠け坊主のこのわしには、明日ことはわからんので約束はできないのう。」

という意味です。

帰宅し、茶心の腰張りにしたためられた書を見た宗旦は、冷水を浴びせられたような思いがしました。なぜなら、明日はおろか一分一秒先もかわらないのが人生なのに、平気で明日のことを約束する自分の曖昧な生き方を深く恥じたのです。茶を学びながら、茶の心の会得していない未熟な自分に気づき、すぐに大徳寺に清厳和尚を訪ねました。 

そして、「明日を期せず」の清厳和尚の教示に開眼した自分の境地を

「今日今日と 言いてその日を 暮らしぬる
明日のいのちは、とにもかくにも」

と呈しました。

この一首は、「明日の命があるかどうかもわからないのに、大切な《今》をおろそかにして、あてにならない明日を期待するのは、愚かなことでございました」という心が込められています。

宗旦は、清厳和尚の教えに感激して、この新茶室を「今日庵」と名づけ、さらに隠居後は自ら「今日庵咄斎」と称しました。以来「今日庵」は裏千家の庵名になっています。

人は明日に希望を抱くことも大切ですが、確実に存在するのは「今日ただいま」のみだということを肝に銘じておかねばなりません。この真実が本当にわかっていれば、明日への先延ばしはできない筈です。

ちょっと思い出した事

2013-10-26 17:03:29 | たわごと
小学生の時、大雨の後、o川の傍の水たまりをバケツで掬って水位を減らすと
ウネウネとたくさんの泥鰌がうごめいていた。

バケツにすべての泥鰌を捕まえると、近所の仲間の家に持ち帰った。

その泥鰌の泥を吐かせることもなく、お酒で味を調えるわけでもなく
ただ熱した油に家人は投入するのであった。
よく、よいこの浜口が「よーし、お前ら成仏してこーい」と言って
捕えた魚やタコを油の煮えたぎった鍋に放り投げるそのやり方である。

仕上がった泥鰌の素揚げは、姿かたちは敢えて言うまいが、すこぶる美味であった。
少々塩味であったか、或いは醤油を垂らしたか、当時の記憶は曖昧だが
ただただその食感と油分が自分には至高の食べ物に思えたのだった。


ヤス(銛)でカジカを突いたり、一尺ぐらいのウグイを手づかみで捕獲したのも
そのころである。

あの頃、少年らの表情は輝いていた。
夏の陽射しを全身に浴び、水しぶきをあげ、叫び、昆虫や野イチゴを求め
野原を駆けずり回った。
ゆっくりと時刻(とき)が経過した。

大人になった今でも、淡水魚図鑑や植物図鑑、きのこや山菜の図鑑、昆虫図鑑など手にとっては
ひとりほくそえんでいる。

戯言

2013-02-18 22:19:03 | たわごと
「レ・ミゼラブル」、「東京家族」、「ストロベリーナイト」、「脳男」と立て続けに映画を観ている。

いつも一番後方の右よりの席に陣取るのだが、それは後部座席に人の気配を感じるのを極端に嫌うから。
超A級のスナイパーでもないのに、デューク東郷のように
「俺の後ろに立つな!」という気分なのだ。笑ってしまうだろ?


 話はかわるが、重松清原作のTBSテレビで毎週放映されている「とんび」は見ているかい?

どうしようもない飲んだくれで短気で喧嘩っ早い、それでいて純粋で照れ屋な親父が男手一つで息子を育てていく話だ。

離婚だ、不倫だ、家族崩壊だとかテーマがマンネリ化している昨今のドラマ界だが
「とんび」はちょっと違う。昭和のよき時代のにおいがぷんぷんしていて
妙に懐かしくセンチメンタリズムに没頭できる良さがある。

それにしても旭(あきら)が都の西北の大学法学部に一発で合格したのには驚いた。

私が昔々その大学の文学部を受けたとき、日本史は満点だったのに英語でしくじって
見事玉砕した。
東進スクールの林先生の評判のフレーズ

「いつやるか? 今でしょ!」をもっと早く実践していれば。