
奈良時代の初め713年元明天皇の御世、地名は全て漢字2文字にすべしという「諸国郡郷名著好字令」が下されました。
今の奈良県は「倭」だったのが「大和」に変更されます。同じように「泉国」が「和泉国」となりsilent letterの「和」という佳字が加えられます。
今の栃木はもともと「下毛野(しもつけぬ)」と表しましたが、「下毛」では悪印象なので、「下野」と表し「しもつけ」と読みました。
「近江(おうみ)」は都に近い湖(琵琶湖)という意の「近淡海(ちかつおうみ)」が2文字になった例です。
他に「牟射志」が「武蔵」に「木」が「紀伊」に「火」が「肥前、肥後」に「島」が「志摩」に「沖」が「隠岐」にと枚挙にいとまがありません。
わたしの生誕地出羽の国は708年9月28日越後国に設置された「出羽郡」を嚆矢とし712年出和国に昇格し、翌年陸奥国より長井郡(後の置賜郡)と最上郡を譲り受けるのです。「出羽」はもともと2字なのでこの法令には当てはまらず残念です。
今の奈良県は「倭」だったのが「大和」に変更されます。同じように「泉国」が「和泉国」となりsilent letterの「和」という佳字が加えられます。
今の栃木はもともと「下毛野(しもつけぬ)」と表しましたが、「下毛」では悪印象なので、「下野」と表し「しもつけ」と読みました。
「近江(おうみ)」は都に近い湖(琵琶湖)という意の「近淡海(ちかつおうみ)」が2文字になった例です。
他に「牟射志」が「武蔵」に「木」が「紀伊」に「火」が「肥前、肥後」に「島」が「志摩」に「沖」が「隠岐」にと枚挙にいとまがありません。
わたしの生誕地出羽の国は708年9月28日越後国に設置された「出羽郡」を嚆矢とし712年出和国に昇格し、翌年陸奥国より長井郡(後の置賜郡)と最上郡を譲り受けるのです。「出羽」はもともと2字なのでこの法令には当てはまらず残念です。
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