僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

半夏生

2007-07-02 23:53:00 | Weblog
今日7月2日は半夏生(はんげしょう)です。「半夏生」とは、どくだみ科のカラスビシャクのことで、これが生える頃を、「半夏生」といいます。
半夏生は夏至を3つに分けた最後の3分の1の期間を指します。夏至から数えて11日目の7月2日から七夕までの5日間を言います。
半夏生の前に無事田植えを終えた農家では、この日の天候で稲作の豊凶を占ったり、田の神を祭ったりします。
物忌みの守られていた日でもあり、この日は毒気が降るといわれ井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日採った野菜は食べていけないとされていました。
埼玉では、半夏生の頃竹の花を見ると死ぬとされ、青森では半夏生の後田植えをすると1日につき1粒ずつ収穫が減るといわれてきました。
関西では蛸料理を食べ、稲苗が蛸の吸盤のようにしっかり大地に根付くように玄を担ぎます。
蛸の甘辛煮、甘露煮、酢だこ、てんぷら、蛸キムチ、マリネ、さまざまな料理で召し上がれ。蛸にはたっぷりのタウリンが含み、血圧やコレステロール値を下げてくれますよ。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アサギマダラ (少年H)
2008-09-19 03:59:41
アサギマダラの写真を見て、10数年前に登った八ヶ岳「編笠山」を思い出しました。ちょうど今の時期。たまたま休めた平日の早朝。山梨県小淵沢の「観音平」に車を止めて、「編笠山」山頂を目指しました。すっかり秋の空気と入れ替わった山は、紅葉が始まりそれはそれは絶品の空気を満喫できました。山頂からは権現岳、赤岳のそびえ立つ姿を独り占めできました。さて、「つるべ落とし」と競走しながら「観音平」に無事に下山した時、出迎えてくれたのがこのアサギマダラでした。それも群れるようにそこかしこを飛んでは止まり、止まっては飛び。アゲハ蝶といえば、黄色に黒とばかり思っていた先入観が吹き飛び、しばらくはアサギマダラに見惚れてしまいました。今も「観音平」はアサギマダラが優雅に飛んでいるのでしょうか。
返信する
少年Hさんへ (僕の感性)
2008-09-19 13:28:34
コメントありがとう!
Hさんが編笠岳に登ったのは9月以降だったのでしょうか。その頃の観音平は、アサギマダラが大好きな吸蜜植物「ヨツバヒヨドリ」が咲き誇る時期だと思います。その蝶のオスは、成熟するために毒であるアルカロイドの1種を摂取する必要があるようです。ヨツバヒヨドリ、ヒヨドリバナ、フジバカマなどの花にはそれら成分が含んでいます。
アサギマダラが群れ飛ぶ姿は見事なことでしょうね。
返信する
二日酔い (少年H)
2009-12-17 21:25:50
昔は飲みました。「イッキ!イッキ!」などと言われると調子に乗って、徳利ごと1本、2本・・・。日本酒は、とかウイスキーはなんて問題なし。必ず二日酔いになりました。二日酔いにならない酒があったら、今頃この世に入られなかったくらい飲みました。つまり、二日酔いは、健康への「警告」として必要なものなのです。二度と飲むまい、あんな深酒は二度とするまい、という誓いをさせる機会なのです。ただし、その「誓い」を遂行した方にはこれまで一度もお会いしたことはありません。ということは、極論をすれば、二日酔いをするために酒を飲んでいるのです・・・・・。こんな強がりを言っていたころが、実は懐かしい。近頃は二日酔いをほとんどしません。なぜかというと、世のオジサマ方はわかると思いますが、酒が弱くなって必然的に酒の量が減っているのです。自分がこれまで苦しんだ病気の中で、二日酔いほど苦しいものはなかったのですが、今は見放されています。近頃はチビチビ大笑いをしながら飲む酒に魅力を感じています。これなら日本酒もウイスキーも関係ありません。いい酒ですよ。「僕の感性」さんはお酒がお強いのですか?
返信する
少年Hさんへ (僕の感性)
2009-12-18 23:23:22
甘露、甘露と言ってニッコリと微笑みながら日本酒を飲みたいところですが
全く飲めません。ビールもどちらかと言うとノンアルコールビールのほうがいいかな~
甘酒と葡萄酒ぐらいかな
返信する

コメントを投稿