
火星の極域には氷が大量に存在することが、様々なデータから信じられてきましたが、直接、採取して検出したのは初めて。生命にとって不可欠な物質が確認されたことで、地球外生命の探査は、新たな段階へと踏み出します。
フェニックスはロボットアームで地面を掘り、深さ約5センチの層から土壌を採取。それを装置に入れて加熱し、蒸発するガスを分析しました。氷の融点であるセ氏0度に達したところで温度上昇が鈍くなり、水分子の放出が確認されました。
今回確認されたのは氷ですが、より暖かく海があったとみられる太古の時代に原始的な生物が生息していた可能性があります。
現在でももしかしてといったロマン掻き立てられる発見でしたね。
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