うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

独立起業支援レポート(1)

2006年01月10日 19時31分05秒 | わたしの日常です。

    うざね博士の「緑の仕事」は今、変身中

1.CB団体の経緯/沿革

 有限会社グリーンワークスは、造園・外構の設計.施工.管理を営む企業として、平成15年11月 6日に創業した。
 会社設立のきっかけは、勤務先の業務縮小(2000.3)で、それまで漠然と思い描いていた独立起業を真剣に考えるようになったことだと言う。I さんらしいところは、無報酬でそれから7ヶ月も会社の再建に尽くしたことである。20年にも及ぶO社長の恩義に報いるつもりであったが、居残っていた旧社員はちりじりばらばらになり、給料の出る当てのない出社をやめていった。I さんにとって、つらく重苦しい寂寥感に襲われた時期である。その後、当初期待した業績も回復せず、本格的に1人立ちして造園関連の「緑の仕事」に取り組むことになった。
 これまでの経験からお客様に喜ばれる自信もあったが、こればかりはやってみないとわからないことであった。
 この夏のお盆過ぎ、知り合いの社長から会社設立話があり、起業を決断したが、どのような準備をすべきか、まず困った。具体的に相談する相手もない。しかし、持ち前の調査力と研究心で探しあてた千葉県商工労働部が主催した「まちの起業家養成スクール」の8日間に及ぶ入門.実戦コースへの出席や、独学を重ねて、とにかく「有限会社グリーンワークス」を独力で設立した。
 設立登記に際し、法務局の30代の担当官には“勇気があるね”と力強く激励され、税務署では“いまどき、新規に起業とはめずらしいね”と慰めとも冷やかしともつかない言葉をいただいた、と言う。


2.現状

 しかし、問題はまだまだあった。「造園業界」で長年仕事をしていた経験から知り尽くしていたと自負していたが、どうしてどうして他社と競合して仕事を受注するという現実の世界の煩雑さと、業界のしきたりの壁に翻弄されることになる。
 これまでは会社の組織に守られて技術者としての役割を発揮することで高い評価を得てきたが、いざその売り物の技術の唯一の発揮の場である受注という第一関門で、つまづくことになったのである。

 やがて、「シャバの風は冷たいと思いましたよ」と述懐することになる。

<つづく>
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