5. 具体的支援の取り組み内容
経理支援については、
①伝票のチェック
②仕訳のしかた
③日次経理・月次経理
④決算書の作成→ 「弥生会計ソフト」を使いながら指導を受けた。
また、もう一方のIT支援については、
①現状のホームページの更新・バージョンアップのしかた
②コンテンツの検討
③電子掲示板,電子メールなどWeb全般のほか、エクセル.ワードやパワーポ
イントなどのソフトについてもその都度スキルアップをおこなった。
6. 今後(4月以降)の展望(支援内容を中心に)
当初は、全く経理について白紙の状態であったI さんは、その後の特訓の効果がすばらしく、今では「弥生会計ソフト」を使いながら経理業務をこなしている。勿論、家計と会社は別立てに分けているし、「決算処理」と「税務申告」には税理士のサポートを必要とするかもしれないが、それ以外はなんとか自前でやれる見通しが立ちかけている。半年前と大違いである。
一方、ホームページについても専門家のアドバイスに従って、SEO対策を地道におこないながら将来的には‘メルマガ’の発信やら、これまでにまとめてある過去の工事のデータベース化と、その公開を計画中である。実際、お客様からの好意的な反響も出はじめた。企業のイメージを明確にうちだしており、企業としての信用度が多少は上がったものとおもわれる。また、営業ツールとして自らが出向いてしていた説明がホームページで代替されるなど、お客様に喜ばれる実例も出てきた。
最近、“ホームページによる営業の側面支援”“内部固め(経理)”および“地域社会への地道な浸透”と、I さんが当面の課題とする三つの歯車がようやくかみ合ってきたことをを実感しはじめている。
<つづく>