この間、立秋を過ぎて今日は終戦記念日。はっきりしない空模様である。休み
の日ではあるがだらだらといぎたなく、リビングと2階のベッドで過ごす。
今日の生産的なことと言えば、庭に出て、サルスベリの幹皮剥がし・不用枝の
剪定、佐野桜の伸びすぎた枝の切り詰め、シダの除去など、それに花茗荷14ケ
の採取の小作業のみである。
先日、畑村洋太郎の「起業と倒産の失敗学」を読み終えたが、上手くまとめてい
るなあ、と味気ない感じがした。数ヶ月ぶりに、いったんやめていた山本七平
の戦争物「一下級将校の見た帝国陸軍」を読む。この本はなんども読み返した
ようでもあるのだが、次第にのめりこむように読む。相も変わらず、わたしは
山本七平フリークのようだ。読書時間不足もあるが、最近中身のない本が多す
ぎるせいだ。
しかし、こんな休みの日々にも、戦争に限らずどんな悲劇が起きるかも知れな
いし起きないかも知れない。
以下に、過去に詠んだ駄句、3句を掲載する。
・碧空 永遠にとぞ思う哉入道雲
天王洲アイルにて
・百日紅 焔あげたり台場跡
・潮満ちて 合い間にざわめく納涼船