
またまた、フェイジョアの挿し木をした。実にこりもせず、今年になって今回で3回目だ。ふりかえると過去に成功したケースはなにげなく行った場合が多い。しかし、あらためて試みると失敗する。そこでわたしは、なんども、挑戦するのだ。しつこい、執念深いのがわたしの性分。別に、他人を攻撃しているわけではないからいいだろう。
繁殖の方法として、高度な技術である取り木、接ぎ木はさておき、挿し木は播種よりも難しいと実感する。
9/23 に撮った画像は鹿沼土単用のトロ箱に8/3に 37本挿し木をしたもの、ひょっとしてこれは成功の予感がする、この時期でこういう状態。これは確率81%だ。軽く、生き葉付きの穂木をひっぱってみるとスッーと抜けない。この土との感触であれば大丈夫そう、これは生きているのが 30本くらいになりそうだ。
その時はたしか、用土深さ10cmほどであるが、伏せないで立てて密閉挿しの要領でおこなう。15cm以上の新枝と前年枝を選び、上部を切り落としその他は葉をつけたままで10cm位のものに調整した挿し穂である(葉をむしり取らない)。
ついでにダメ元で 9/23 、混みすぎた枝うちの二年枝を10本、水揚げをしてからまた挿し木をする。
乾燥、寒さよけに不織布シートでトロ箱をまるごとくるみ、直射日光をさけて庭の金木犀の木陰に置いた。挿し木の適期もそうだが、この養生方法がなかなか極められない、園芸書の教えられたとおりにはいかないのだ。(かといって、他人に聞くのも業腹だ)
という次第で、来年の春先が楽しみだ。





