ギボウシのなかで、シーボルディアナ・サンダーボルト は決しては芽出しが早い方ではない。伸びて成葉になると、草姿ともども堂々としたものでなかなか見ごたえがある。この品種はメリクロンで繁殖中に確認された変異種と言われている。英名のネーミングであるThunder boltとは雷電、落雷とのこと。
わたしの経験では、この品種の特性は非常に成長が遅くて繁殖スピードものろいということ。実は、このギボウシの新芽の根元部分が薄紅色っぽくて面白いので取り上げる。
(大型丸大凹凸葉・葉肉厚・黄中斑・芳香白色花・花茎;中・結実;○:発芽率? 優・良・不良・強健種・・・芽出し;遅・成長度;遅・伸長時期;初夏?)----オオバギボウシ系、エレガンスの変種。
210720 1→1
⇒◎18.0vp— 1
220522鉢替え1→1
⇒◎18.0vp →21.0vp—1 計 1株
230515株分け1→2
⇒21.0vp --1→21.0vp -- 2 計 2株
このように サンダーボルト の特徴に加えて、3年前の初夏に仕入れてから今までの育成過程をメモでまとめてみると、根株自体がなかなか思うように分けつせず株分け繁殖がきわめて難しい品種だということがわかる。たまたま実を結んだので播種も昨年おこなってみたが、今のところその結果をまだ確認していない。しこうして、育成手間と時間も費やすことになり単価も高いことになる。
ギボウシとしては、 サンダーボルト は品種的には黄色の中斑の堂々とした高級クラスの品種である。ついでにだが、ここで過去の成株の画像を並べておこう。
小さい写真上では、左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
ここではギボウシのほかの新芽に注目して見る。 サンダーボルト と同じというほどでもないが、 ドリームクィーン も変わっている。芽鱗が褐色と灰青色の二色だ。 ドリームクィーン はまだ新入りの品種なのでこれから成長データを集めていきたい。
※今年のギボウシの単価・購入方法については、4/17付けブログ記事をご覧ください。
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