うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

フリーマーケットにギボウシを出店してみた。

2012年08月13日 18時47分19秒 | ギボウシWeb直販コーナー
残暑お見舞い申し上げます。今日はお盆の真只っ中、立秋も過ぎた。処暑は23日だ。

 先日、12時からの地元の自治会のフリーマーケットにギボウシを出展してみた。当日はうだるような猛暑の日。内容は次の通りだが、朝早くから準備した割にはあまり客が来ない。せっかく、草花苗をととのえ散水して鉢を洗い見映えも良くした。値札用の篠竹を近くの山中から切り出し、つり銭用の小銭を家族から協力してもらって百円玉と十円玉で3,500円ほど準備する。なんだか、骨折り損のくたびり儲けの気分である。
 とうとうしびれを切らして、わたしは夕方5時までのところ、3時半で切り上げる。
 どうしても、ギボウシに思い込みが強すぎて、やはりマニアックな植物なんだなあ、としみじみ痛感したもの。
 いちおう準備した内容というか、店の品ぞろえをあげる。

 ギボウシ;大株・ハルシオン ダイアナリメンバード ロイヤルスタンダード フレグラントブーケ 玉の簪 天竜 寒河江
     ;中小株・スィートスーザン カピタン 
 それに今咲いている、紫色系コバギボウシを合わせて10数種だ。 
 果樹はフェイジョア2株。
 草花は、風知草2種 斑入りヤブラン 花オクラ。

 しかししかし、これではあまりにも華やぎに欠けると気付き、わが庭で満開中の百日紅を3本の大きい枝を切りビンに差して飾る。わが品種は深紅の花びらでボリウムもあり目立つ、そのさまはまるでぼんぼりのよう。ひょっとしてこれは水揚げが悪いかとおもったが、そんなことはなんのその・・・。
 これに、水やり用の桶と6ℓのジョウロを運び、株分けの実演道具と樹木の剪定準備をする。ひょっとしたら、園芸相談もあるかも・・・・・。会場の公園へは車で二往復する。
 しかし、わたしはBBQコーナーの炭火熾しの手伝いと、木陰の喫煙コーナーで食べることと、ひさしぶりにありついた安ビールを呑んでいた。それに、子供たちの虫取りの知識を教え込んだり。
     
     

 ※今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。

 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、その内容が長文になり恐縮ですが、どうぞ 6/4付けブログ記事をご覧ください。

 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
              
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茨木のり子さんの詩3 「おんなのことば」

2012年08月13日 17時44分24秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ

 今回の詩を、60過ぎの親父が取り上げると(わたし自身のことです。)、なんだか薄気味悪い。多分、そうに決まっている。それが世間の通り相場だ。
 だが、わたしには、口語体の詩にある軽さに見え隠れする諧謔味と口吻に温かみを感じる。どこか、ふっと、日常生活から昇華した気分を感じる。良質の詩想につつまれる。
 男性の場合は、どこか、しゃちこばらずにはいられないスタンスだ。やってみるとわかるが、なかなか日常をこんなふうに表現できない。

「おんなのことば」   (詩華集「おんなのことば」より)

いとしい人には
沢山の仇名をつけてあげよう
小動物やギリシャの神々
猛獣なんかになぞらえて
愛しあう夜には
やさしい言葉を
そっと呼びにゆこう
闇にまぎれて

子供たちには
ありったけの物語を話してきかせよう
やがでどんな運命でも
ドッジボールのように受けとめられるように

満員電車のなかで
したたか足を踏まれたら
大いに叫ぼう あんぽんたん!
いったいぜんたい人の足をなんだと思ってるの

生きてゆくぎりぎりの線を侵されたら
言葉を発射させるのだ
ラッセル姐御の二丁拳銃のように
百発百中の小気味よさで

ことば
ことば
おんなのことば
しなやかで 匂いに満ち
あやしく動くいきものなのだ
ああ
しかしわたくしたちのふるさとでは
女の言葉は規格品
精彩のない冷凍もの
わびしい人口の湖だ!

道でばったり奥様に出会い
買い物籠をうしろ手に 夫の噂 子供の安否
お天気のこと 税金のこと
新聞記事のきれっぱし
蜜をからめた他人の悪口
喋っても
喋っても
さびしくなるばかり
二人の言葉のダムはなんという貧しさだろう
やがて二人はいつのまにか
二匹の鯉になってしまう
口ばかりぱくぱくあけて
意味ないことを喋り散らす
大きな緋鯉に!
そのうち二匹は眠くなる
喋りながら 喋りながら
だんだん気が遠くなってゆくなんて
これは
まひるの惨劇でなくてなんだろう
私の鰭は痺れながら
ゆっくり動いて
呼子を鳴らす
しぐさになる
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