ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

今日は70年前、広島に原爆が落とされた日です。

2015-08-06 21:10:53 | その他・日常・たわごと
今日は8月6日です。広島に原爆が落とされた日なのですが、日本人の七割が不正解だったという調査結果が出たというニュースは記憶に新しいですね。

びっくりするというより悲しくなってしまいますね。

世界で初めて核兵器が実戦で使用された日は日本人ならずとも人類が絶対に記憶しておかなくてはならない日だと思います。

それから昨日のニュースをチラ見すると被爆者の方の証言は残酷(グロテスク)過ぎて子どもが傷つくから授業では使えないといった趣旨の発言をする先生がおられましたが、戦争は残酷でグロテスクなものであり、原爆を落とされたあの時の広島や長崎の真実を伝えるためには必要なことでしょう?

結局、教師は生徒の親からの反発を心配しているだけなんだと思います。子どもがトラウマになったじゃないか!と言われるのが怖いのです。

ワタクシはね。トラウマになってもいいじゃないか。と思うのです。

ワタクシは小学校1年生の時に地元の文化センターで催されていた原爆の写真展を父に連れられて見に行ったことが広島長崎の原爆を知るキッカケでしたが、小学校1年生のワタクシにとってはまさにトラウマでしたよ。

黒焦げになってなくなっている少年の写真は40近くなった今でも正視することができません。

だからといって父を全く恨んでません。理屈じゃくなくて本能に戦争や原爆って恐ろしいものだと刷り混むことができたからです。

この実体験に基づいて、案外トラウマになるくらいの衝撃的で恐ろしい真実を子供たちにつきつけた方が平和教育になるのではないかと思うのです。

子供の持つ強さをもう少し信じてみてはいかがでしょうか?

ところで今日のNHK特番『きのこ雲の下で何が起きていたのか』は近年でも特筆するべき内容でした。

広島への原爆投下直後の御幸橋で撮影された2枚の写真(とても有名な写真です)を証言をもとにその写真の真実に迫る過程で写真の動画化を試みていました。

この動画は必見でした。写真だけでは白黒ということもあり、状況がつかみにくかったんですが、動きや音が少し入るだけでこんなにも悲惨な状況がありありとうかがえるようになるとは思いませんでした。

また、たった写真2枚がもたらす情報量の多さに驚嘆いたしました。今後も写真資料の分析、映像化などNHKは継続していってほしいものです。

この番組でもヒバクシャの方々が証言されていらっしゃいましたが、戦後70年、原爆が落とされて70年の今の時代が戦争体験をじかに聞くことのできる最後の時代となるでしょう。この機会を逃さず活かしていかなければ、今後の平和は危ういものになってしまうでしょう。

ワタクシもより一層学んでいこうと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする